こんにちは!
なおこです。
「ナベプロ」って言葉を昔から聞いたことありながらもよく知らなかったのですが、「渡辺プロダクション」の事なんですね。
「ワタナベエンターテイメント」や「トップコート」などの芸能事務所、「ザ・ワークス」というテレビ番組制作会社などを子会社に持つ大企業というわけです。
この渡辺プロダクションの創業者で代表取締役会長の渡辺晋(わたなべ しん)氏の次女、渡辺万由美(わたなべあまゆみ)さんが「トップコート」の社長としてNHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」に出演されます。
今日は渡辺万由美さんの経歴やプロフィール、トップコートという会社について、「俳優育成」のこだわり等を調べてみましたよ。
Contents
渡辺万由美さんってどんな人?
#芸能プロダクション社長 #渡辺万由美 さんのオンエア前ですが #スタジオジブリ #鈴木敏夫 さんのラジオ番組 #ジブリ汗まみれ で反省会?! #人好きな人見知り という万由美さんの素顔が明らかに!?
今夜11時~ TOKYO FM#プロフェッショナル は、5(火)よる10時半~!#NHK #トップコート pic.twitter.com/gN3Ibp0ULv
— プロフェッショナル仕事の流儀 (@nhk_proff) 2019年11月3日
プロフィール
名前:渡辺万由美(わたなべ まゆみ)
年齢:57歳(2019年11月現在)
出身地:東京都
経歴
日本女子大学文学部卒業
1995年、「トップコート」設立
トップコート代表取締役社長
渡辺プロダクションの代表取締役社長を兼務
結婚してる?
渡辺万由美さんはNHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」で現在は結婚していないことを明かしていました。
ただ、結婚歴はあり、離婚については「(結婚に)向いてなかった」「男を見る目っていうのは、残念ながらない」と語っています。
「あまりにマイペース過ぎて 悪いよね ちょっと」ともおっしゃっていて、これは渡辺万由美さんがマイペースという意味っぽかったですが、どうなんでしょうか。
トップコートってどんな会社?
トップコートのサイトを見ると、以下のようなコンセプトが掲げられています。
<清潔><品性><個性>を持ったアーティストとともに永遠に愛される本物のエンターテイメントの提供を目指します。いったいどんな会社なのでしょうか?
設立は木村佳乃との出会いがきっかけ
トップコートは1995年設立。
1995年の4月に渡辺万由美さんがデビュー前の木村佳乃さんと出会い、女優として彼女を育てるために設立したのだとか。
渡辺万由美さんと木村佳乃さんは今でも「戦友」のような間柄なんだそうですよ。
ちなみに木村佳乃さんは、「トップコート」設立の翌年1996年1月にはNHKドラマ新銀河「元気をあげる」~救命救急医物語~で主演を務めています。
1997年には失楽園に出演し、1998年には同作品で日本アカデミー賞新人賞を受賞されているんだそう。
所属俳優・タレントは?
木村佳乃
中村倫也
佐々木希
杏
松坂桃李
菅田将暉
水上京香
趣里
萩原利久
杉野遥亮
夏子
新田真剣佑
若林拓也
山本直寛
とよた真帆
尾上菊之助
マーシュ彩
なんか、めちゃくちゃ良い感じの俳優さんや女優さんが多いですね。
みなさん売れっ子だけど、派手すぎなくて芯が強そうなイメージがあります。
本日はおおさかシネマフェスティバルにやってまいりました!
主演女優賞を受賞された趣里さんが登壇。
浜村淳さんの司会で笑いに満ちたあったかい映画祭でした。
可愛いトロフィーを手に笑顔の趣里さん✨おめでとうございました!#生き愛 #趣里 #おおさかシネマフェスティバル pic.twitter.com/Jf6Bu0JVNp— 映画『生きてるだけで、愛。』公開中! (@ikiai_movie) 2019年3月3日
2019年11月の「NHK プロフェッショナル仕事の流儀」を観て
2019年11月の「NHK プロフェッショナル仕事の流儀」を観て、渡辺万由美さんの仕事に対する姿勢が見えてきましたよ。
実家のような芸能事務所とは?
まず、「芸能事務所として実家のような場所でありたい」と語ります。
芸能活動をするというのは「渦の中に身を置く」っていうことだと思っていて、平常心に戻る場所とか。
あと何より愛情をもって「あなたのことをすごく認めています」っていうことを無条件で受け取れる。感じられる場所にしたい。
さらに、「目の届く範囲でしか俳優を抱えない」ということ。
トップコートは売れっ子の俳優やタレントを多くかかえている「今もっとも勢いのある芸能事務所」といわれていますが、どれだけ売り上げが上がろうとも規模は拡大せず、あくまでも少数精鋭主義を貫いています。
他事務所では、チーフクラスのマネージャーともなると一人で数十人のタレントをかかえることもあるそうですが、トップコートでは多くても5人という制限を設けています。
通常、芸能事務所の社長というとドラマならクランクイン・クランクアップの際に挨拶をする程度のことが多い中、渡辺万由美さんは撮影にもふらりと立ち寄り、俳優やスタッフとお話するそう。
所属タレントと手を振りあったりハグしたいるする姿もありました。
俳優の菅田将暉さんとスタッフを交えて食事をするときも、「距離の近さ」を重視してテーブルを小さくしてもらうなど「本音で語り合える関係性」を大事にしていると感じました。
渡辺万由美さんはこのように語っています。
無理をしないという事だと思います
キャパシティの範囲内 等身大
背伸びするからエネルギーが奪われる
渡辺万由美さんにとってプロフェッショナルとは?
自分が何者であるかをわかっている人
他人と比べてできないことを焦る必要もないし、何ができて何が得意なのか
まず、自分を知ることがプロフェッショナルへの第一歩だと思っています。
引用元:NHKプロフェッショナル仕事の流儀
俳優の育成術とは?
過去のいろんな記事で、「トップコート」の俳優の育成や売り出し方について書かれていたのが面白かったです。
成宮寛貴さんの売り出しがベース?
トップコートの男性俳優の売り出し方は、「成宮寛貴さんのときのやり方がベースになっている」と言われています。
ファッションリーダー的な要素を持たせるためにファッション誌で活動
ドラマのオファーを断ってでも蜷川幸雄氏などの有名演出家の舞台に出演
「人気がすぐに下降しないように」と、事務所側が仕事を選んでいたという事なんですね。
余談ですが、成宮寛貴さんが引退を発表した際に出したコメントが思い出されました。
ご本人の苦悩が伝わってくる切ないものでしたが、「元々何もない自分をここまで育ててくださった関係者の皆様本当にありがとうございました。」という文言が含まれていたのが印象的でした。
その関係者のなかには、当然渡辺万由美さんも含まれているはずですよね。
戦隊ものから朝ドラ出演
他にも、松坂桃李さんが「侍戦隊シンケンジャー」で主演を務めたあと、俳優としてどのようにステップアップしていくかを、他の「戦隊もの出身俳優」を研究したのだそう。
向井理さんが戦隊もの(シンケンジャー)→朝ドラ(ゲゲゲの女房)でブレイクしたのをお手本に、松坂桃李さんも朝ドラ(梅ちゃん先生)の出演を果たしたのだとか。
そのために民法のドラマのオファーは断ってスケジュールを空けておいたそうですよ。
戦隊もの出身という事でしばらくはオファーがあるが、それで「人気が出た」と思わずに、オファーがあるうちにその間に人気や知名度、実力を確固たるものにしていくという感じですね。
参照元:https://style.nikkei.com