こんにちは!
なおこです。
2019年11月27日の『又吉直樹のヘウレーカ!』のテーマは「その匂い、好きですか?」だそうです。
またマニアックな世界がのぞけそうで楽しみ。
最近、香りを楽しみながらゆっくり食事をしたり、アロマを楽しんだりする時間が減っている…というか、正直いって皆無です。
嗅覚無駄にしてるな…
出演されるのは東京大学農学生命科学研究所教授の東原和成(とうはら かずしげ)先生。
今日はその東原和成先生の経歴や、どんなお仕事をされているのか等を調べてみました!
番組を観たら内容まとめと感想も追記したいと思います!
→ヘウレーカ!のこちらの記事もお勧めです。
東原和成さんってどんな人?
東原和成先生、二枚目ですよね…。俳優さんみたい。
と思ったら、俳優を目指していたこともあるのだそうですよ!
そんな東原和成先生のプロフィールや経歴を調べてみましたよ。
プロフィール
名前:東原和成(とうはら かずしげ)
生年:1966年
出身地:東京都
香りやフェロモンを感じ取るメカニズムを研究
東原和成先生は美味しいモノが好きだそうで、ワインの香りに関する著書も出しておられます。
過去のインタビューでは、「夢は何か?」と聞かれ、
ほんとに「夢」だったら、20代に戻りたい。20代に戻ったら研究はしないで建築家になり、自分で設計した家を建てたい。
と語っていおられました。
東京大学で理系の研究をしていると聞くと、なんとなく「その道一筋」な人物像をイメージしてしまいますが、東原和成先生はけっこう優雅というか余裕があるというかロマンチストな印象を受けますね。
引用元:http://www.kohyusha.co.jp/nanairo/title/aromaofwine/3.html
学歴
1985年、麻布高校卒業
1985年、東京大学理科一類入学
1989年、東京大学農学部農芸化学科卒業(森謙治研究室)
1993年、ニューヨーク州立大学ストーニー・ブルック校化学科博士課程修了
経歴
1993年、デューク大学医学部博士研究員(ロバート・レフコウィッツ研究室)
1995年、東京大学医学部脳研究施設生化学部門助手
1998年、神戸大学バイオシグナル研究センター助手
1999年、東京大学大学院新領域創成科学研究科先端生命科学専攻助教授
2009年、東京大学大学院農学生命科学研究科応用生命化学専攻教授
2012-2018年、科学技術振興機構(JST) ERATO東原化学感覚シグナルプロジェクト研究総括兼任
ウィキペディアによると、俳優を目指していた時期もあったものの、研究者の道に進んだという意外な経歴もお持ちです。
いや、ほんとかっこいいですよ東原和成先生…。
1993年から所属していた研究室のロバート・レフコウィッツ氏はのちにノーベル化学賞を受賞したすごい人なんだそうですよ~。
どんな仕事をしてる?
東原和成先生のお仕事は研究が中心なのだと思いますが、調べてみるとけっこう意外なお仕事もされています!
匂いが関係する分野って本当に幅広いんだなぁ!
仲間同士、天敵、雌雄、赤ちゃんと母親など動物の世界でのにおい、フェロモンを介したコミュニケーションの研究。
パティシエのためのムック『Pâtissier』で、スイーツの香りについてピエールエルメ氏と対談。
阿部寛さん主演のNHK土曜ドラマ「スニッファー(嗅覚捜査官)」の嗅覚考証を担当。
ワインに関する本『ワインの香り』を刊行
朝日新聞で、壇蜜さん、小泉武夫さんとともに『無臭化する社会』というテーマで耕論。
ピエールエルメ氏との対談が載っているのはこんなおしゃれなムックなのだそう。
先日発売されたMook、オススメです。
特集が「香りを知って、香りを使いこなす」東原先生の研究のエッセンスが詰まっています。
近年、嗅覚の仕組みについての研究がどんどん進んでいるので匂いに関わる仕事をしている人はこういった研究は知っておいた方がいいかと思います。#東原和成 #柴田書店 pic.twitter.com/YiOmidBSod— ヨシオ@ワインとお好み焼パセミヤ (@zenzo) 2018年9月3日
東原和成先生と匂いの出会い
東原和成先生が匂いに興味を引かれたのはなにがきっかけだったのでしょうか。
高校一年生の時に『時をかける少女』という映画で、「ラベンダーの香りで時空間をさまよう」という設定に強烈な印象を受けた東原和成先生。
その後、東京大学で4年生のときに有機化学研究室に入り、いろいろな有機溶媒などのにおいを知ったことも大きく影響しているそうです。
(有機溶媒とは、実験で物質を溶かす液体の事を指すようです。体表的なのはアセトンやクロロホルム、エタノールとかだそう。ツンとした匂いがしそうですね。)
さらに、少しグルメになって香りを介したおいしさを理解できるようになったこともあり、においの不思議、また昆虫の世界のフェロモンの不思議に惹かれていったといいます。
研究者の方って、こうやって日常の中から魅力あるものを見付けて研究の対象にしていくことが多いんですかね?クロロホルムの匂いと、美味しい食事の香りを同じ延長線上でとらえられるのがすごいなぁと思います。
『ヘウレーカ!』のまとめ&感想
番組を観たら追記したいと思います!