岸由二(慶應名誉教授・川)の生い立ちや経歴、プロフィールは?著書や現在の活動も!【ヘウレーカ】

こんにちは!

 

なおこです。

 

進化生態系のスペシャリス岸由二さんという方がいます。

岸由二さんは人気番組「池の水ぜんぶ抜く」について興味深いコメントをされていることでも知られています。

番組では、それぞれの生態系をどうしたいのか目標を立てずに、外来種の駆除だけが目的のような印象が強い。私も外来植物の駆除を行っていますが、場所によっては在来種を除去することもある。目標によってケースバイケースで必要な駆除が異なるのです。

わたしは同番組の存在を知ったとき「へぇ~、それで外来種がいなくなって在来種が残せるなら画期的だなぁ」くらいにしか思いませんでした。

よく考えたら、なんで外来種を無くして在来種を残すのがいいのか、全く説明できないことに気付きました。

いったいなんでなんですか。

岸由二さんの話をもっと聞いてみたいなぁと感じたですよ。

 

2019年7月24日の「又吉直樹のヘウレーカ!」では、岸由二さんは川の生態系について教えてくれるそうです。

今日は岸由二さん経歴プロフィール著書について調べてみました!

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岸由二さんってどんな人?

岸由二さんのひととなりがわかりそうな情報をまとめてみましたよ。

生い立ちは?

岸由二さんは子供の頃、毎日のように鶴見川の河原で遊んでいたのだそう。

現在も川の研究をされているのはその頃の経験があるからなのでしょうね。

ずっと身近に感じてきた鶴見川、過去のインタビューでは「死ぬ時もここで死ぬんだろうな」と語るほどなのです。

子供の頃から親しんでいる場所を、60代、70代になっても大切にし続けるってすてきですね!

プロフィールは?

岸由二(きし ゆうじ)

1947年9月16日 神奈川県生まれ

(2019年の誕生日後72歳)

日本の進化生態学者、慶應義塾大学名誉教授

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経歴は?

1970年、横浜市立大学文理学部生物科卒業

1976年、東京都立大学理学研究科博士課程単位取得退学

1977年、「チチブの社会生体学的研究」で都立大学理学博士 慶應義塾大学経済学部助教授、

1991年、慶応義塾大学経済学部教授

2013年、定年退任、名誉教授。

流域アプローチによる都市再生論を研究・実践

岸由二さんは慶應大学の日吉キャンパスに勤めていたそうです。

わたしも日吉に住んでいたことがあるのですが、日吉キャンパスは自然に囲まれたすてきな場所なんですよね。

生態学が専門である岸由二さんは、そこを調査研究の場や、野外授業のフィールド、緑地管理のボランティア活動の場として利用してきたそう。

そんな職場を「まことに幸いな環境でありました」と振り返っている岸由二さん。

岸由二さんのような雰囲気があってかっこいい方が、あの森の中のような大学に勤めていたなんて、なんかグッとくる…。小説か映画の世界みたい…

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岸由二さんの現在の活動、TRネットとは?

現在力を入れておられるTRネット(鶴見川流域ネットワーキング)では鶴見川の生きものの調査やクリーンアップ、地元の子供たちのための水辺の体験学習などの活動を行っています。

画像のような、いろいろなイベントを企画されています。

おもしろそう!

町田の自宅とは別に鶴見川が見える場所にアパートを借り、自ら川辺の草刈ったり、子供たちに川で遊ぶ楽しさを伝えたりするなど現場での活動を大切にしているとのお話もありました。

引用元:https://hiyosi.net/2016/08/15/tr_net/

TRネットサイト

岸由二さんの著書は?

『いのちあつまれ小網代』木魂社

『リバーネーム』リトル・モア

『自然へのまなざし ナチュラリストたちの大地』紀伊國屋書店

『奇跡の自然 三浦半島小網代の谷を「流域思考」で守る』八坂書房

『「流域地図」の作り方 川から地球を考える』ちくまプリマ

岸由二さんはインタビューなどでも「流域思考」という言葉をたびたび使っておられます。

流域思考とは、河川を中心にその周辺環境の有機的なつながりを総合的に捉えて生活を考えて行こう、つまり「川を中心に生活環境を捉えていこう」というような考え方だそう。

著書では環境保全や、水害の予防、河川を通した歴史のとらえ方などを伝えておられるようですよ。

普段なにげなく暮らしていると、ものの見方は一方向だけになってしまいがちです。川に限らず、ふだん意識していない物を中心に据えて自分を取り巻く世界を見てみるといろんな発見がありそうですよね。

 

以上、わたしが調べた岸由二さんの情報いろいろでした!

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