こんにちは!
なおこです。
あのお醤油のキッコーマンが商いを始めたのは江戸時代だったと知り驚きました!
会社になってからも、既に100年以上になるのだとか。
そのキッコーマンの名誉会長、茂木友三郎(もぎ ゆうざぶろう)さんについて今日は調べてみましたよ。
醤油の国内需要は伸びないことを見こして海外進出し、「醤油をアメリカに根付かせた伝説の男」とも言われる方です。
今日はそんな茂木友三郎さんの経歴や、妻や子供はどんな人なのか、創業100年を可能にした「世界で勝つ奇跡的経営」とはなんなのか、まとめてみました!
茂木友三郎さんってどんな人?
茂木友三郎さんの人となりがわかりそうな情報をまとめてみやした。
プロフィール
名前:茂木 友三郎(もぎ ゆうざぶろう)
生年月日:1935年2月13日
出身地:千葉県
学歴
1958年、慶應義塾大学法学部卒業
1961年、コロンビア大学コロンビア・ビジネス・スクール経営学修士課程(MBA取得)卒業
経歴
1977年、キッコーマン醤油海外事業部長
1995年、キッコーマン代表取締役社長CEO
同年4月、社団法人経済同友会副代表幹事
2001年、HOYA株式会社取締役
同年6月、東武鉄道監査役
2002年、日本経済団体連合会常任理事
同年6月、東京瓦斯(東京ガス)株式会社取締役
2003年、NTTドコモアドバイザリー・ボード・メンバー
同年6月、帝人株式会社取締役
2004年、キッコーマン代表取締役会長CEO
2005年、明治安田生命保険相互会社取締役
2008年、株式会社フジテレビジョン監査役
2011年、キッコーマン取締役名誉会長・取締役会議長
2014年、公益財団法人日本生産性本部会長
どのようにしてキッコーマン会長になったのか
まずキッコーマンは千葉県野田市に「野田醤油株式会社」として誕生しました。
地元の有力醸造業者だった茂木家6家、高梨家、堀切家の合計8家が合同で設立したのです。
参照元:https://style.nikkei.com/article/DGXMZO26764920Z00C18A2000000/
その会社に、1926年、飯田勝次さんという方が入社。
入社後まもなく労働争議を解決させた優秀な人でした。
飯田勝次さんは茂木一族の一人、実業家の茂木啓三郎さんの養子となり、家督を相続して自身が茂木啓三郎と名乗ることになりました。
そして野田醤油(現キッコーマン)社長に就任されます。
この茂木啓三郎さんの元に生まれたのが、茂木友三郎さん。
しかし、茂木啓三郎さんと茂木友三郎さんの間には別の3人が社長を務めておられるそうで、いわゆる「世襲」をしたわけではないといいます。
実はキッコーマンには創業当時から「 8 家はそれぞれ 1 世代に 1 人しか会社に入れない。子どもを会社に入れても役員になることは保証しない」という不文律があるのだそう。
「能力のない人が経営に携わるというのが同族経営の大きな弊害です」と語る茂木友三郎さん。
茂木友三郎さんはあくまでも適任だったから社長になったということなのですね。
現在は「野田醤油株式会社」の創業家8家の一つ、「堀切家」出身の堀切功章さんが社長を務めておられます。
参照元:http://net.keizaikai.co.jp/archives/7272
妻や息子はどんな人?
茂木友三郎さんの妻はあつ子さん。
子供さんたちは以下のような方々です。
長男の茂木修さん
二男の茂木諭さん
長女の茂木まり子さん
長男の茂木修さんはキッコーマンで「国際事業本部長」という役職に就いていることがわかりました。
参照元:https://www.kikkoman.com/jp/corporate/about/officer.html
前述したように、「 8 家はそれぞれ 1 世代に 1 人しか会社に入れない。」という不文律が守られているはずなので、次男の諭さん、長女のまり子さんはキッコーマンでは働いていないことになりますね。
「子どもを会社に入れても役員になることは保証しない」とも言われているので、修さんは優秀だったため役員になることができたのでしょうね。
「奇跡的経営」とは?
キッコーマンはなにせ創業100年以上ですから、戦時中の厳しい時代から原料や製法にこだわり続けるなどして、信頼を得てきた会社でもあるそうなのです。
先日放送の、茂木友三郎さんが出演されたカンブリア宮殿も面白かったですね!
その「奇跡的経営」がいかなるものかが番組で語られていましたよ。
なんでも、「新たな需要の創造」が茂木友三郎さんの「勝ちパターン」だといいます。
消費者が欲しいと気付いていないようなモノを世の中に送り出すのが重要ということなんですね。
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— キッコーマンです。 (@kikkoman_desu) 2019年10月22日
以下が、キッコーマンの経営の「攻めの姿勢」が現れている商品の一例です。
- 醤油が酸化するのを防ぐ、密封ボトルの「しぼりたて生醤油」
- 30種類以上にラインナップを増やしたパック入り「豆乳」がブレイク→年商300億円を超える事業に成長。
- デルモンテのトマトジュース「リコピンリッチ」→900mlのペットボトルに28個のトマトが使われている。濃厚で料理にも使えると人気。
- 低温乾燥で醤油を粉末化した新商品「パウダー醤油」→お弁当などに使いやすい。新たな需要が期待できる。
このような、創業100年の企業とは思えないほどの「攻め」の商品で、2018年には年商4500億円を突破したのだそう。
茂木友三郎さんの名言
最後に、過去の記事で茂木友三郎さんは素敵なことをおっしゃってるので載せさせていただきます。
国を問わず多くの人々から「キッコーマンがあって良かった」と思われる企業になりたい。
わが国の将来を考えるうえでも、国際社会において「日本があって良かった」と思われるようになることが望ましいのではないかと思う。
軍事力や圧倒的な経済力といったもので国際的な影響力を高めることは現実的ではないが、日本の強みを生かすなど、やりかた次第では日本は世界で信頼され、尊敬される国になれるのではないかと考えている。
引用元:https://j-akademeia.jp/interview/3.php
日本人として、本当にそうなりたいと願います。
信頼されて、平和に貢献できるような国になれたらいいですよね。