小野正道(ドイツ・小児心臓外科医)の高校・大学・経歴!5000回の超神ワザ手術【ナゼそこに日本人】5月13日

こんにちは!

なおこです。

 

2019年5月13日放送の『世界ナゼそこに?日本人』で、小野正道(おの まさみち)さんというドイツで活躍する小児心臓外科の医師が紹介されます。

 

『世界ナゼそこに?日本人』は海外で様々な分野で奮闘する日本人を紹介するドキュメンタリー番組。

過去の放送でも海外で活躍する医師に密着していますよね。

 

この記事では小野正道さん

学歴・経歴や、現在の勤務先

「超神ワザ」と言われる手術

について書いています!

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小野正道さんの学歴は?

小野正道さんはどこの学校でどんな学生生活を送ったのでしょうか。

高校・大学はどこ?

小野正道さんの学歴がわかりましたよ。

1987年 東京大学を卒業

1994年に 大阪大学を卒業

なんと、東京大学大阪大学の二校を卒業されていました!

 

小野正道さんはお父さんが医師だったそうで、子供の頃から、「医師は人のためになる仕事」と感じていたそう。

東京大学農学部に現役一発合格したものの、医師への憧れを捨てきれず、一日10時間勉強して大阪大学の医学部を受験されました。

ものすごい努力ですね…。

 

大阪大学医学部時代にはドイツに留学した経験もお持ちです。

留学先の大学はこちら。

Hannover Medical School(ハノーファー医科大学)

このときにはすでにドイツの医療の世界に出会っていたんですね。

 

(高校も調べてみたのですが、今のところ分かっていません…。)

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大学時代はラグビー部!

小野正道さんは東京大学時代ラグビー部に所属されていました。

今も体型が少しがっちりしていますもんね。

 

ラグビーというと、体力だけでなく勇気や精神力、仲間を大切にする気持ちも培われそうなイメージです。

ラグビー部での経験は、医師の仕事に何らかの形で生きているのかもしれませんね。

小野正道さんの経歴は?

小野正道さんは現在54歳。(2019年5月時点)。

生まれも育ちも熊本です。

医師としてどんな経歴をお持ちなんでしょうか。

 

→小野正道さんは結婚されています。妻や子供についてはこちら

大学卒業後の経歴は?

調べて分かった範囲では大阪大学卒業後の経歴は以下のとおりです。

1994年4月 医員(研修医)(大阪大学医学部附属病院)

1995年6月 大阪労災病院 外科 医員

1997年6月 大阪府立母子保健総合医療センター 心臓外科

1999年6月 大阪大学医学系研究科博士課程(心臓外科)

2003年4月 医員(大阪大学医学部附属病院)(心臓外科)

2004年1月 ハノーファー医科大学胸部心臓血管外科(クリニカルフェロー)

2006年1月 ハノーファー医科大学胸部心臓血管外科(スタッフ)

引用元:http://jsps-osaka-u.jpn.org/jp/pi.html

2004年に大阪大学時代の留学先であるドイツのハノーファー医科大学で働き始めているんですね!

39歳くらいのときだと思われます。

小児科を選んだ理由に感動…

それは小野正道さんが日本初の心臓移植手術を成功させた松田暉(マツダヒカル)教授のもとで勉強していたときのこと。

小児の症例は術前に本当にしんどい思いをしていた患者さんが、手術後には本当に元気になる様子を見て、「やりがいのある仕事」だと感じた

このように語っておられました。

子供は気持ちが表情や動きによく表れますもんね。

元気になった嬉しそうな子供たちを見るうち、小児科医の仕事に惹かれていったということなんですね。

素敵なエピソードです…。

ドイツに渡った理由

当時の日本の病院では経験豊富な医師が手術を受け持つことがほとんどで、若手に手術のチャンスが回ってくることはほとんどなかったのだそう。

経験を積むためにドイツに渡った小野正道さん。

しかし、ドイツ語が拙かったため患者さんの家族からの信頼を得づらく、ドイツでも手術を受け持つことができない日々。

 

そこで小野正道さんは先輩医師の手術に立ち会い、そのすべてをデッサンで記録するということを始めます。

その数、15年間で5000件以上!

それにより膨大な知識を得て、患者さんや医師の仲間にも絵で説明するということができるようになり信頼を得られるようになりました。

 

同僚の医師さえも、「わからないことがあれば小野正道さんに聞けば絵で教えてくれる。」

「小野正道さんの知識は並外れている」と称賛するほどなのです。

現在の勤務先は?

小野正道さんの現在の勤務先がこちらです。

German Heart Center Munich(ドイツ心臓センターミュンヘン)

引用元:http://www.nagoya.tokushukai.or.jp/wp/heart_blog/4204.html

この施設は医療先進国といわれるドイツでも最新の心臓外科医療の技術を持っているのだそう。

年間7000人もの患者を受け入れることができる大規模な病院です。

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小野正道さんの超神ワザ手術とは?

小野正道さんはドイツのGerman Heart Center Munich(ドイツ心臓センターミュンヘン)で「小児心臓外科」の分野で治療をされています。

乳幼児から15歳までの心臓手術を担当されています。

 

余談ですが、うちの3歳の娘も去年内科検診で「心雑音がある」と言われて何度か心臓の検査したことがありました。

幸い何ともなかったものの(内科検診の先生以外は、どの先生にも心雑音はないと言われた)、わたしはちいさい娘がレントゲンやエコーを受けるだけでなんだか涙が出そうになるていたらくでした。

世の中には今も病気と闘っている子供たちとそのご家族たちがいるんですよね。

自分も家族も元気でいる今の幸せに甘んじないで、健康を大切にしなきゃいけないなぁと改めて思います。

数センチの心臓の手術がすごい!

小野正道さんが手掛ける手術で中には大きさが数センチの心臓を治す場合もあるのだそう。

想像しただけで身がすくんでしまいそうです。

番組では生後5か月の赤ちゃんの、4cmの大きさ心臓の手術を成功させていました!

手術中に、「がんばってるな」とつぶやき、懸命に脈打つ小さな心臓の持ち主のがんばりを励ますような場面には涙を誘われてしまいました。

小野正道さんはすごく優しい人なんでしょうね。

 

別の手術ではエミリーちゃんという2歳の女の子を担当

心臓の大きさは直径わずか7cm。

彼女は重い心臓病で、外を走ることもできません。

 

心臓の中は通常、大きく二部屋に分かれていて、その間は壁でふさがれています。

エミリーちゃんはその壁に2cmほどの穴が開いている状態。

それが原因で酸素が全身にいきわたらず、発育障害や心不全を引き起こす可能性があるそう。

小野正道さんが行うのは、その穴をパッチという布のようなものでふさぐ手術です。

 

手術が始まり、直径わずか7cmの心臓の中の、2cmの穴を発見。

通常心臓の手術を行う際は、人工心肺を使い心臓を止めるのだそう。

しかし、術後に心臓が動き出すまでに時間がかかること、合併症などの悪影響が起こる可能性があることなどから、小野正道さんは今回は「心臓を止めずに手術を進める」という判断をします。

ドクドクと脈打つ心臓の中の2cmの穴にパッチをあてがい、ピンセットを使ってなんと30針縫っていきます!

まさに神ワザ!!

 

手術は成功。

「傷口が目立たないように心臓の近くの皮膚でなく脇を切開する」という配慮をしながらも、通常3時間かかる手術を2時間で終わらせました!

すごい!!!

 

4日後、エミリーちゃんは病院でモリモリご飯を食べてました。

お母さんも笑顔です!

手術から一か月後には外で元気にかけっこができるようになっていました。

本当に、劇的に元気になるんですね!

よかった…!!

 

このような難易度の高い手術を担当しているにもかかわらず、小野正道さんの手術の成功率は99%。

 

病気が治った子供たちや、その家族の方々の気持ちを思うと、小野正道さんは本当に神様のような存在かもしれませんね。

 

以上、わたしが調べた小児心臓外科、小野正道さんの情報いろいろでした!

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