阿部泰尚(いじめ探偵)の妻や学歴・経歴は?加害者特定や学校との交渉がすごい!【NHKスペシャル】

こんにちは!

なおこです。

 

「子供の様子がおかしい」「いじめられているのでは」「学校に相談しても助けてもらえない」と全国からいじめに関する相談が殺到する人がいます。

それが、自らを「いじめ探偵」と称する阿部泰尚(あべ ひろたか)さん

 

「いじめ探偵」とは一体どんな職業なのでしょうか?

阿部泰尚さんの経歴なども調べてみました!

※この記事では、阿部泰尚さんが出演された2019年5月19日放送の『NHKスペシャル』の内容も追記しています。

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阿部泰尚さんってどんな人?

阿部泰尚さん学歴・経歴などわかりましたよ!

学歴・経歴

阿部泰尚(あべ ひろたか)

1977年 東京都生まれ

(2019年の誕生日後42歳

東海大学卒

 

T.I.U.総合探偵社 代表

NPO法人ユース・ガーディアン代表理事

 

保有資格:

日本メンタルヘルス協会公認カウンセラー

教員免許(社会科)

阿部泰尚さんが理事を務めるNPO法人、ユース・ガーディアンのサイトにいじめの相談窓口もありました。

いじめSOS

 

阿部泰尚さんのいじめ探偵としての活動が始まったのは2004年。

万引きをして補導された少女の父親からの依頼で、少女の行動を調べたところ、実はクラスメイトに万引きを強要されていたことが発覚したのです。

探偵の知識・技術を駆使していじめの証拠を押さえ、解決に導いた阿部泰尚さん。

 

それ以来、5000人以上の相談を受け、重大な問題があり、関係各所が動きが取れない状態であった330件以上のいじめ案件の収束・解決に導いてこられたのだそう。

 

著書

『いじめと探偵』(幻冬舎新書)

『探偵裏事件簿~いじめ・浮気・家出・詐欺 調査の実態~』(Kindle版)

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探偵の養成もしている

阿部泰尚さんは、国内唯一の長期探偵専門教育を実施するT.I.U.探偵養成学校の主任講師・校長も務めておられます。

 

T.I.U.探偵養成学校のホームページによると、従来の探偵学校は3ヶ月などの短期で受講するもののみなのだそう。

ですが、阿部泰尚さんは3ヶ月では習得できる技術に限界があると考えておられます。

探偵には非常の高度な知識や技術が必要で、長期教育であれば十分にそれらを身に着けられるというわけです。

 

阿部泰尚さんは探偵学校の主任講師を務めるくらい、つまり人に教えられるくらい調査力に長けているんですね!

その道のプロがいじめについて調べてくれるなら、いじめに遭っている子供や親などの当事者にとっては心強いですよね

http://www.tanteischool.com/

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いじめ探偵ってどんな仕事?

阿部泰尚さんはいじめ探偵としてどんなことをしているのでしょうか?

調べてみたら、想像以上にすごい職業であることがわかってきました。

無償で調査している

阿部泰尚さんは「子供の悩みにお金を取るのはおかしい」という理由でいじめに関する依頼は無償でおこなっているのだそう。

寄付を募って費用に充てているとのことです。

優しい方なんですね。

探偵の知識や技術がすごい

いじめの調査には、並外れた知識や技術、技能が必要のようです。

 

まずは、いじめの調査にかかわらず「探偵」の仕事全般に必要な技能。

聞き込み行動監視などによる情報収集ができるのは大前提ですね。

 

そして、よく話題になるSNS上のいじめには、SNSの特性生徒理解も必要です。

子供の心理や、集団や匿名になると人を攻撃したくなる心理についても詳しいのでしょうね。

人間関係に関わる心理学行動心理学の知識も必要とのこと。

いじめの隠ぺいを追求

上記以外にも、いじめ探偵には組織隠蔽を破る為の法律的知識書類審査力も必要だと言います。

 

というのも、阿部泰尚さんは時には教育委員会や第三者委員会などが隠蔽を図った事までも追及するのだそう。

そこまでやらないと、本当の被害者救済にはならないということですね。

 

教育委員会や第三者委員会などの大きな組織が何かを隠ぺいしようとするとき、それはかなりの壁になるはずです。

阿部泰尚さんは組織的な隠ぺいを崩すためのロジック(論法)や記述を駆使してことに当たるのだそう。

引用元:http://www.tanteischool.com

加害者の親に直談判

いじめの被害者からの依頼で、加害者の子供その親に、起こったことを直接訴えることもあるそう。

その場で反省や謝罪をする家庭もあれば、一切反省しない子供がいたり、「子供の喧嘩に親が口を出すのは間違い」と逆切れする親がいたりとやはり一筋縄ではいかないようです。

 

「子供の喧嘩に親が口を出すべきじゃない」っていうのは昔からよく聞く言葉ですが、加害者側なのにそれをさも正論かのように振りかざしてくるのがもう、常識の通じる相手じゃないって感じですね。

まずいじめは喧嘩とは違うし、トラブルの程度によっては大人の介入が必要なのは当然です。

そんな理屈すら通じない人たちに対応できる阿部泰尚さん、本当にすごい。

テレビでいじめ問題について語る専門家の方も、もちろん世の中に必要なのでしょうが、「実際に何かしてくれるのか」という点で考えるといじめ探偵の存在は圧倒的ですね。

NHKスペシャルでいじめ調査に密着!

2019年5月19日放送の『NHKスペシャル』では、実際にいじめ被害者の依頼で調査に乗り出す阿部泰尚さんに密着していました。

 

番組内で請け負った調査は何件かありましたが、なかでも名古屋の中学一年生の女の子が自殺した案件が衝撃的でした。

(通常は、被害者が亡くなっている場合は調査が難しいことを理由に依頼を受け付けていないそうです。)

 

自殺した齋藤華子(さいとう かこ)さんは大阪の学校から転校してきた後、たった4ヶ月で自殺してしまいました。

 

それに対する学校や教育委員会が理不尽過ぎて、観ている方が頭に血が上ってくるような感覚を覚えました。

 

まず、アンケートで複数の生徒が「テニス部内でいじめがあった」ことを証言していたにもかかわらず、「いじめは確認できなかった」「部活が心身ともにきつく、ストレス要因になっていたのでは」と結論付けたのです。

阿部泰尚さんからの助言により、齋藤華子さんのお父さんが教育委員会に個人情報開示請求を行い、「いじめはなかった」と結論付けられた経緯の公開を求めたところ、なんと「議事録が残っていない。誰が会議に参加したのかもわからない」という信じられないような回答をされます。

知られてはまずい事がそこで話されていたのではという印象を受けてしまいますよね。

 

それでも阿部泰尚さんの働きかけで2度目の調査が行われたものの、1度目と同じ結論を言い渡されます。

アンケートで証言があったことを理由に、いじめがあったことを認めるよう求めても、第三者委員会は「無記名のアンケートなので調査では対象にしていない」といいます。

じゃあ、アンケートの意味ないですよね。世間に「いじめに関するアンケートを取った」と体裁を保つのだけが目的という感じがします。

しかも、アンケートで「いじめ加害者」と名指しされた生徒たちは回答を拒否していて、何も聞き取りをしていないというのです。

 

「最後の手段」として阿部泰尚さん文部科学省の官僚に直接、第三者委員会の報告書の問題点を訴え、教育委員会に指導してもらうよう働きかけていました。

更に、齋藤華子さんのお父さん弁護士と共に地元メディアを前に記者会見を開き、再調査を訴えます

 

そこまでやってようやく、三度目の調査が行われることになりました。

NHKスペシャルでは、「現在も調査は継続中」とされていました。

事実が明らかになって、未来のいじめの減少につながっていくような結果になることを願います。

結婚した妻はいるの?

阿部泰尚さんに結婚した妻がいるのかどうか、調べていますがいまのところわかっていません。

2019年5月19日放送のNHKスペシャル番組内でもプライベートな情報が一切明かされていませんでした。

 

阿部泰尚さんのような存在は本当に貴重だと思います。

いじめ被害で傷付いているのにどうすることもできず、途方に暮れている人達の、まさに「駆け込み寺」です。

お身体に気を付けて、お仕事がんばってほしいです。

 

以上、わたしが調べた阿部泰尚さんの情報いろいろでした!

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