【感想記事】クローズアップ現代「3万年前の航海 徹底再現プロジェクト」が面白かった!

こんにちは!

なおこです。

 

わくわくしながら観られるタイプの教養番組が大好きなんですが、このまえの「クローズアップ現代+」の「3万年前の航海 徹底再現プロジェクト」の回がものすごいツボでした。

めちゃくちゃ面白かったのでイラストつきで感想記事を書いてみました。

このプロジェクトのすごさはもっと他のところにあるだろ!って感じだと思いますし、わたしも文章力、画力、そして時間が湯水のようにあればそれを伝えられる気がするんですが、とりあえずわたしが「へぇ~!」と思ったことをまとめてみたいと思います。

 

まず、航海を始める前、台湾で撮られたらしい田中道子さんのインタビュー。

田中道子さん、全然ごつくないし可愛い声だし、何日も丸木船をこぎ続ける体力を秘めているなんて驚きです。

物腰もやわらかくて素敵な女性です。

 

田中道子さんについてはこちらの記事で詳しく書いています。

 

クローズアップ現代のスタジオに登場した田中道子さんは、およそ3万年前のホモサピエンスが日本列島にたどりついたことについて、

「偶然じゃないですね」

「厳しい、針の穴を行くような感じ」

「偶然ではいけないと今回やってはっきり分かった」

と語っておられました。

 

だって、「陸、太陽、月、星、風、波、雲、鳥」などの自然を読んで進路を定めるって言っても、

ちょっとしたことで全く手がかりが無くなってしまうんですよ!

 

田中道子さんも、

「自分のいる場所がわからないと不安ですけども、漕ぎ手みんなでいろんな情報を、自然の中の変化をみつけて、いっしょうけんめい方向を見極めて行きました」

と言っていました。

なんと、何の手がかりもないときはこぎ手の排泄物(!)の流れを見てみたりしたこともあったそう。

こぎ手の知識とアイデアを総動員しなければ決して辿り着けなかった。

3万年前の人々も、はっきりと意思をもって目的地を目指していたはずだというわけです。

 

 

あと番組をみて感じたのは

こぎ手の皆さんがとにかくかっこいい!

まず丸木船からして、当時の技術で作り得たものなので、見るからにシンプルで原始的なんですよね。

藁の笠をかぶったこぎ手の皆さんの姿も過去からタイムスリップしてきたみたいで、そういう人たちが演出もなにもなく一生懸命船を漕いでる。

なんか「すごいものを見てる」って感じの高揚がずっとありました。

 

与那国島に辿り着くという壮大な使命があるとはいえ、生物としての営みは陸上でのうのうと生きているわたしと同じようにあるわけですよね。

ちらっとですがトイレ、食事、睡眠の様子も映ってましたよ。

一晩中漕ぎ続けた田中道子さんが朝リンゴをかじっていた。

またしても、タイムスリップしてきた精悍な民族を遠くから観察しているようなわくわく感が…。

 

睡眠も当然丸木船の上。

排泄は大自然に放たれてました。

 

いや~、面白かった。

以上、クローズアップ現代「3万年前の航海 徹底再現プロジェクト」の感想記事でした!

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