こんにちは!
なおこです。
小松製菓は老舗せんべいメーカーで、一番の人気商品は青森・岩手地区の郷土食「南部せんべい」の一つ「ちび丸まめごろう」だそう。
小松製菓のオンラインショップでは6枚入りで540円という、ちょっといいお値段で販売されています。
小松製菓の小松 務(こまつ つとむ)さんは創業者の息子で2代目社長だった方です。
今日はそんな南部せんべいの会長、小松務さんの経歴や年齢、妻はどんな人なのか?などを調べてみましたよ。
小松務さんってどんな人?
小松務さんの経歴や年齢、妻がどんなひとなのかうかがわせる素敵なエピソードもわかりましたよ。
経歴
名前:小松 務(こまつ つとむ)
生年:1944年(昭和19年)
出身地:岩手県二戸市
小松製菓会長
年齢は?
小松務さんは2019年で75歳になる方ですね。
カンブリア宮殿で70代とか80代で経営に携わっている人物を見るといつも「わたし(現在30代)より全然頭の回転早いんだろうな」とか思ってちょっと情けない気持ちになります。
妻はどんな人?
小松務さんの妻は小松製菓の常務を務める女性だそうです。
小松務さんの過去のインタビュー記事を読むと、社員の誕生会には小松務さんの妻が手料理を振る舞うのだそう。
その月に誕生日を迎える社員全員を呼び、就業時間内にお祝いしてくれて、お土産にタルトタタン(小松製菓が運営する洋菓子店)のケーキを1ホール持たせてくれるというのです。
小松務さんの妻は常務を務めるほどの聡明な方で、お料理も上手なのかもしれませんね。
息子はどんな人?
小松務さんの息子、小松豊さんは小松製菓の現社長。
豊さんはもともとは英語を使う仕事につきたいと考え、ボストンに留学した経験もあるのだそうですよ。
小松製菓ってどんな会社?
小松製菓は伝統的な郷土料理の「南部せんべい」を看板商品としながらも、沢山の人が楽しめるようにさまざまなアレンジ商品を開発してきました。
なんとその品数200アイテム以上だとか!
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創業者のシキさんは貧しく何もない所からせんべい屋を始めたそう。
小松製菓にはそのシキさんの教えが今も息づいていることがわかりましたよ。
創業者は小松務さんの母シキさん
小松製菓は小松務さんの母シキさんが中古の手焼きせんべいの道具を買ったことから始まったのだそう。
1918年生まれのシキさんは苦労人で、難い厳しい環境の中で父が他界し、兄弟姉妹8人のうち生き残ったのはシキさん1人だったといいます。
奉公に出されたものの、「このまま奉公していだって、いつまでたっても親孝行なんて、できない。商人になって、たくさんお金を稼ぐ」と決心して始めたのがせんべい屋。
以来、シキさんは54年間せんべい一筋に生きてきた人だったようです。
小松務さんはシキさんから「きれいで香ばしく、割ったときに中がきつね色になっているような美味しいせんべいを作ること」等大変厳しく教育を受けたと言います。
さらに、前述の誕生会の他にも「働きたい人のために定年を撤廃」「保育園や幼稚園に通う子供がいる社員には補助金の支給」など社員の幸せのための取り組みが特徴的な小松製菓。
それも、シキさんの「社員こそお客様。途中で辞めてしまった元社員は会社のことは良く言わない。彼らを敵に回したら会社の未来はない。うちの会社はすごいと喜んでもらえるように、大事にしろ」という言葉を守っているからなのだとか。
→創業者の教えを守る老舗企業「吉田カバン」の記事もおすすめです!
沿革
1948年 – 小松實、小松シキが21丁の焼き型から小松煎餅店開業
1960年 – 新工場完成
1970年 – 株式会社に改組
1975年 – 小松煎餅店から小松製菓に改称、宮城県仙台市に巖手屋1号店オープン
1979年 – 盛岡市中央通りに巖手屋盛岡店オープン、販売会社 巖手屋を設立
1980年 – おおば比呂司先生による南部せんべいおばあちゃんのキャラクター誕生
1987年 – 自助工房「四季の里」オープン
1989年 – 盛岡市茶畑に「巖手屋 盛岡本店」オープン
1993年 – 新工場完成、南部煎餅茶屋オープン
1994年 – TBS系列で小松シキ自伝「むすんでひらいて」テレビ、ドラマで全国放送
1997年 – 体質改善を目的に改革元年スタート
1999年 – 巖手屋盛岡本店を改称、タルトタタンがオープン
2004年 – 盛岡営業所オープン、盛岡フェザン店リニューアルオープン
2006年 – 年金制度「幸せ会」開始
2007年 – 新工場建設開始、株式会社タルトタタン設立、松長有慶大僧正の筆による御穀供養碑建立
2009年 – 新工場完成
2011年 – 盛岡アネックスカワトク店オープン
以上、わたしが調べた小松務さんの情報色々でした!