こんにちは!
なおこです。
日本ケンタッキー・フライド・チキンの社長、近藤正樹さんという方がおられます。
2014年にケンタッキーの社長に就任しました。
近藤正樹社長は様々な改革を打ち出し、既存店の「売上高」と「客数」を10%近く伸ばしたという手腕の持ち主。
近藤正樹社長のことを調べたら、低迷している状況をV字回復させるヒントを得られるかも?
炊事洗濯と子供との外遊びで毎日が終わっていく、わたしの美意識もV字回復させたいです…
今日は近藤正樹社長の学歴や経歴、経営哲学についてまとめてみましたよ。
Contents
近藤正樹社長はどんな人?
凄腕の経営者、近藤正樹社長はどんな方なのでしょうか。
今夜10時からの #カンブリア宮殿 は…大失敗社長の逆転劇!第2弾として「食べ放題」や「激安ランチ」などの新戦略で行列のできる店として再ブレークした #ケンタッキー を大特集!売上高と客数で見事に2桁アップを実現させた #日本KFC 近藤社長の逆転劇に迫ります!#ケンタ丼 #フライドチキン pic.twitter.com/fRra7qD8Qe
— カンブリア宮殿 (@cambrian_palace) February 12, 2020
プロフィール
名前:近藤正樹(こんどう まさき)
生年月日:1955年1月5日生
出生地:兵庫県
ちなみに、結婚しているのか、妻や子供さんはどんなひとなのかも調べてみましたが…
残念ながら今のところ情報は見付けられていません。
家族経営などではないし、年齢的にもSNSなどもやっておられないようす。
ご家族の情報は明かされていないのかもしれませんね。
学歴
近藤正樹社長は1978年に早稲田大学政治経済学部を卒業されています。
経歴
1978年4月 三菱商事株式会社入社
1985年5月 コロンビア三菱商事会社
2001年4月 三菱商事株式会社食品本部コーヒーユニットマネージャー
2004年4月 三菱商事株式会社食品本部付(戦略企画室長)
2008年4月 伯国(ブラジル)三菱商事会社社長
2013年4月 三菱商事株式会社生活産業グループCEO補佐(人事担当)
2014年6月 当社代表取締役社長兼日本ケンタッキー・フライド・チキン株式会社代表取締役社長兼株式会社フェニックス(現日本ピザハット株式会社)取締役兼ナチュラル・ダイニング株式会社取締役
2017年6月 当社代表取締役社長兼日本ケンタッキー・フライド・チキン株式会社代表取締役社長兼Fast Restaurant International Pte .Ltd .取締役兼Bamboo (Thailand )Holding Pte .Lt
社長就任時のインタビューで、近藤正樹社長は
「人事は突然やってくるもの。
驚きがあったわけではない。
ただ、40年の歴史がある会社を背負うことに、身の引き締まる思いがした」
と語っておられました。
コメントまでかっこいいですね。
引用元:https://toyokeizai.net/articles/-/29886
近藤正樹社長の経営はどうすごいの?
近藤正樹社長はケンタッキーの業績をV字回復させたといわれるすごい経営者です。
どのようなお考えでケンタッキーの経営をされているんでしょうか。
ケンタッキーの「ここ数年の苦戦」とは?
日本ケンタッキー・フライド・チキンの業績はここ数年振るわなかったようです。
近藤正樹社長が社長に就任する直前の2013年11月の中間決算は以下のように発表されています。
通期の売上高を810億円(前期比5.7%減)
営業利益は7億円(同70.8%減)に下方修正
最大の要因は既存店の苦戦だそう。
「コンビニのチキン」や「からあげ専門店」などの台頭がその原因の一つ。
業界では「チキン戦争」といわれる危機的状況だったのだそう。
ケンタッキー・フライド・チキンの売りの一つが原材料が「純国産」であるということ。
外食でも産地がはっきりしているというのは確かに魅力ですよね。
しかし、「チキン戦争」に参入してきたコンビニや唐揚げ店もまた「純国産」を掲げているのです。
売りだったはずの「純国産」という点が、いまや特にケンタッキーの強みとは言えない状況になってしまったんですね。
2019年に、業績V字回復!
そんな日本のケンタッキーの業績がV字回復したと言われているのが2019年。
2019年4~9月期連結決算では、以下のように発表されています。
売上高は前年同期比8.5%増(381億円)
営業利益は約5倍の24億6600万円
客数12%増
異例といえるほどのV字回復を成し遂げたのです!
業績回復の理由は?
業績悪化について分析したところ、意外なことが分かったのだそう。
それは、多くのお客が「ケンタッキーフライドチキンはクリスマスに利用する店」というイメージを持っていること。
ケンタッキーの商品を食べる一人当たりの頻度がけっこう低く、「ファーストフードにしては値段が高い」と考えている人が多いことがわかりました。
わたしなんて10年以上は食べてないですね…
確かに高いイメージありますよ。
そのイメージを払しょくするべく、「もっと普段使いをしてほしい」と考えたケンタッキー。
こんな攻めたインスタも…
昨夏に7月23日から9月5日まで限定で「500円ランチ」を導入したところ大ヒット。
その後も期間限定で500円ランチを打ち出します。
すると、500円ランチの期間以外にも、お客が増えてきたというのです。
さらに、ケンタッキーのビュッフェも話題になりましたよね!
これも来店の機会を増やし、日常的にケンタッキーを利用してもらう作戦なのですね。
しかし、決して安さを追求しはじめたというわけではありません。
ケンタッキーはあくまでも「ワクワク感で買っていただくもの」という感覚を大事にしているというのです。
価格設定も、500円だったら480円、1000円だったら980円にしたほうがお得感ありますよね。
でも、ケンタッキーはあえて「1000円パック」「1500円パック」などのキリの良い数字で目立たせることに重きを置いているそう。
高畑充希さんが出演するCMの「今日、ケンタッキーにしない?」というセリフにはそういうわくわく感が込められていたんですね!
近藤正樹社長の経営哲学とは?
そんなものすごい復活を遂げた日本のケンタッキー。
そのけん引役ともいえるであろう近藤正樹社長はどのようなお考えをお持ちなのでしょうか。
近藤正樹社長は、全国1150店を顧客が満足し、喜ぶ店にするためのポイントとして、意外なことを語っておられます。
それは「3万人の全従業員がいかに生き生きとして働くか」だというのです。
そこで近藤正樹社長が大事にしているのは「褒める」こと。
しかも、褒めることを制度化し、一人一人にきちんと「褒め」が届くようにしたのです。
【表彰制度】
卓越したアイデアを提案した人に与える「おいしさ、しあわせ活動賞」
毎月、店で一番優秀な人を表彰する「セレブレーティングチャンピオン」
日々の中で従業員が素晴らしいと感じた活動を行った従業員に贈る「チャンピオンカード」
素晴らしいお客対応をした人に贈る半期に一度の「スーパーホスピタリティ賞」
「スーパーホスピタリティ賞」は毎回11名を選出し、表彰会とディナーパーティを開催、2日目にはディズニーアカデミー研修に招待されるのだそう!
素敵!
しかもこれ、ケンタッキーの正社員の中での制度ではなく、お店で働くアルバイトの若い人の中からも選ばれるというのだから、夢のある話ですよね。
わたしも、夫や三歳の娘をもっと褒めようと思います!
誰かわたしも褒めて…!
以上、わたしが調べた近藤正樹社長の情報いろいろでした!