こんにちは!
なおこです。
2019年11月7日の「クローズアップ現代」は、「近視・驚きの新常識」というテーマだそうです。
近視で目の機能低下で認知症・うつ病・動脈硬化の危険性高まる可能性があることがわかったり、中高年になってもなお近視が進む人が増加していたり、なにやら気になる内容です。
日本近視学会理事長、大野京子(おおの きょうこ)先生が「近視予防」の方法も紹介してくれるそうで、小さな子供がいる我が家としては興味津々です。
今日は大野京子先生について、経歴や年齢を調べてみました!
→2019年11月7日の「クローズアップ現代」を観て「近視予防」の方法についても追記しています!
Contents
大野京子先生ってどんな人?
大野京子先生、お綺麗ですよね…。
大野京子先生の人となりがわかりそうな情報をまとめてみましたよ。
プロフィール
大野京子(おおの きょうこ)
日本近視学会理事長
日本医科歯科大学教授
学歴
1987年、横浜市立大学 医学部 卒業
経歴
1987年 横浜市立大学医学部卒業
1990年 東京医科歯科大学眼科医員
1994年 東京医科歯科大学眼科助手
1997年 東京医科歯科大学眼科講師
1998年 文部省在外研究員(Johns Hopkins大学)
1999年 東京医科歯科大学医歯学総合研究科講師
2005年 東京医科歯科大学医歯学総合研究科助教授
2007年 東京医科歯科大学医歯学総合研究科准教授
2014年8月 東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科 医歯学系専攻 認知行動医学講座 眼科学 教授
2019年8月 近眼
近視の研究のスペシャリスト
眼鏡の度数がマイナス6以下の状態を「強度近視」、矯正では対処できず失明にいたる可能性がある状態を「病的近視」と呼ぶそうです。
大野京子先生はその治療、研究の分野で日本は世界的にみてもトップレベルを誇り、所属している東京医科歯科大学の「病的眼科外来」には国内外から患者さんが訪れるのだそうですよ。
年齢は?
明確な年齢の情報は得られませんでしたが、1987年に6年制の医学部を卒業したという事は少なくとも56歳くらいにはなっておられますね。
クローズアップ現代を観て!近視予防の方法とは?
近視が進み、視界が悪くなると脳に入る情報が減り、認知症の発症リスクが高くなることがわかってきているそうです。
視力の低下は他にもうつ病や動脈硬化とも関係もあるんだとか。
それほど大切な視力であるにもかかわらず、近年では世界で子供の近視が増えているといいます。
太陽光を見ると近視の進行を抑制!?
大野京子先生によると、「太陽光を見ること」が子供の近視の予防には有効であることがわかったのだそうですよ。
それは台湾が国を挙げて近視予防に取り組んだことがきっかけでした。
台湾は20歳以下の人のおよそ8割が近視という状況で、台湾政府も対策に乗り出した。
台湾政府は子供の近視を抑制するため、「太陽光を見ること」を子どもたちに実践
ポイントは、明るさ1000ルクス以上の光を週11時間浴びること
(屋内では300ルクス、窓際で800ルクス。屋外に出ると木陰でも数千ルクス、日向では数万ルクスという桁違いの日光を浴びることができる。)
台湾では法律を改正し、子供の屋外の授業を増やしたところ、7年で視力0.8未満の児童が50%から44.8%へ減少
大野京子先生によると、
- 日光の明るさによって瞳孔が狭まりピントがよく合うようになった
- 網膜の化学物質が変化した
- 体を動かして眼にも良い刺激が加わった
などの理由で太陽光が有効なのだそうです。
太陽光を見ることは大人の近視進行抑制に効果があるのか?
→大野京子先生によると、「近視の進行は学童期・小児期に大部分を占めるため、多少は効果があるかもしれないが、子供に対して推奨されるほどではない」とのことです。
日本でも治験が始まったアトロピンで近視の進行抑制!?
クローズアップ現代では、シンガポールの国立眼科センターで開発された「世界で初めて近視の進行の抑制の効果が示された目薬」の存在も紹介していました。
検査薬のアトロピンを元に作られたものだそうで、2019年8月から日本でも治験が始まっているのだそうですよ。
アトロピンは大人の近視にも効果があるのか?
→大野京子先生によると「この薬の大人を対象にしたスタディは行われておらず、はっきりした有効性はわかっていない」とのことです。
ただ、そこから派生して大人にも有効な薬が開発される可能性もあるとおっしゃってましたね。