こんにちは!
なおこです。
昨今、「つらいなら学校も無理にいかなくていい」とか「無理にともだちを作らなくていい」という考え方がメディアで堂々と語られるようになりましたよね。
それも一理あると思いますが、なかなか勇気がいることです。
それに、学校に行かないならその子が別の方向で今後の生き方を模索していけるように周りの大人がサポートしてやる必要があるだろうし、それも簡単なことではなさそうです。
引きこもりだった髙梨智樹(たかなし ともき)さんは今、「ドローンパイロット」という職業で生計を立てておられるそう。
その成功の陰にはやはり、親身になってくれるお父さんの存在があったようです。
今日は髙梨智樹さんについて調べてみました。
Contents
髙梨智樹さんってどんな人?
髙梨智樹さんのプロフィールや、引きこもりだった過去、抱えている障害などがわかりましたよ。
プロフィール
1988年 神奈川県生まれ
(2019年の誕生日後 21歳)
職業:ドローンパイロット
将来の夢:ヘリコプターのパイロット
ディスレクシア(識字障害)で引きこもりだった?
ディスレクシアとは、知的能力や理解能力に異常はないものの、文字の読み書きが困難な障害のことです。
この障害をお持ちの方は大変なご苦労があるでしょうね。
髙梨智樹さんは子供の頃から体が弱く、ディスレクシアも抱えているため、自宅に引きこもりがちだったそう。
ご自身でも、「友達は少ない方だしスクールカースト最下層だった」と当時を振り返っています。
高校はどこ?
高校名まではわかりませんでしたが、過去のインタビューで「4年生の高校」と答えておられましたので、定時制だった可能性があります。
ディスレクシアに対する配慮をしてくれる学校で、授業にパソコンを持ち込んでパソコンの読み上げ機能を使ったり、先生に代読や代筆を頼んだりしたのだそう。
大変な努力をされて高校を卒業したんですね!
高校卒業後はドローンの会社を起業するわけですが(次で詳しく書いています)大学進学にも関心があり、とても悩んだのだそう。
障害を抱えながらも勉行熱心だったことが伺えますね。
ドローンパイロットになったきっかけ
髙梨智樹さんは引きこもりがちだった中学時代にドローンに出会いました。
動画サイトにアップされていたドローンの映像を目にし、その迫力に衝撃を受けたのだそう。
確かにドローンで撮影した映像ってすごいですよね!
上の動画は、髙梨智樹さんの会社「スカイジョブ」のプロモーション映像です。
低空飛行をしたり、障害物の間をすり抜けたりできる能力は圧倒的ですね!。
観る人が、自分が空を飛んでいるかのような感覚になれるのはドローンで撮影した映像ならではという感じがします。
じつは髙梨智樹さん、体が弱く運動する機会が少ない息子を気にかけたお父さんの勧めで小学生からラジコンヘリコプターの操縦を楽しんでいたのだそう。
そのせいもあってなのか、ドローンの操縦を始めると、才能が開花!
16歳でレースに初出場し、それからわずか半年でなんと国内大会に優勝し日本代表になったといいます。
ドバイや韓国で開催された国際大会にも出場。
髙梨智樹さんのお父さんが素敵すぎる
髙梨智樹さんはとても良いご家族をお持ちのようです。
高校3年生の時、大学進学するか、ドローンの会社を立ち上げるかで悩んだ時も、ご家族は将来をじっくり考えることにとても協力的だったそう。
「先に起業して、経験をたくさん積んで、その後に大学でもいいかな」と考え、最終的には起業することを選んだ髙梨智樹さん。
起業の際にもお父さんの協力がかかせなかったそうですよ。
好きなことに打ち込むことを全力で応援してくれたお父さん、素敵です!
引用元:DO-IT Japan
ドローンパイロットとしての仕事の実績
最後に、髙梨智樹さんのドローンパイロットとして具体的にどんなお仕事をしたのか調べてみました。
- テレビ局の依頼で空撮
- 警察への講演会
- 新型ドローン開発のテストパイロット
- 災害時の情報収拾活動への協力
髙梨智樹さんは卓越した操縦技術を持ち合わせていて、一般的にはドローンを飛ばせない場所でも一部を除き飛行可能とされる特別な許可を国土交通省から取得しているほどなのだそう。
時には行政からの依頼で災害状況を把握するために空からの映像を撮影することもあるのだとか。
各所からかなり信頼されていることがわかりますね!
生まれながらに障害を持ち、学校では「スクールカースト最下層」などと感じながらも努力して社会の役に立つ仕事をするまでになった髙梨智樹さん、本当にすごいです!
以上、わたしが調べた髙梨智樹さんの情報いろいろでした!