こんにちは!
なおこです。
映画『おくりびと』話題になりましたよね。
身近な人の死を経験することが多かった私はなんとなくしんどい気がして観てはいないんですが、いい映画なんだろうなとは思います。
その『おくりびと』の技術指導にも携わったという納棺師・木村光希(きむら こうき)さんという方がいます。
今日は木村光希さんの経歴や納棺師になったきっかけ、料金や妻はいるのかなどを調べてみました!
おまけに、わたしが木村光希さんと似てると思ったあの人の情報も載せてみました。
共感してくれる人がいるとうれしいんですが…
※この記事は、木村光希さんが出演した2019年5月28日放送の『プロフェッショナル仕事の流儀』を観て追記もしています。
ぜひ、読んでみてください!
→イラストつき感想記事はこちら
Contents
木村光希さんは納棺師(のうかんし)!
木村光希さんはどんな人なのか?納棺師ってどんな職業なのか?などを調べてみました。
木村光希さんの経歴
木村光希(きむら こうき)
1988年9月生まれ
(2019年の誕生日後31歳)
北海道札幌市生まれ
2011年札幌大学経営学部卒業
同年NK北海道入社
2012年Noyukに移籍
2013年株式会社おくりびとアカデミー設立、代表取締役就任
同年一般社団法人日本納棺士技能協会設立、代表理事就任
2015年12月葬祭ブランド「おくりびと®のお葬式」を立ち上げ、全国で11店舗展開中
納棺師になったきっかけは?
木村光希さんはお父さんが納棺師なのだそう。
前述しました、『おくりびと』の技術指導もお父さんと行ったそうです。
小さい頃から納棺師の仕事に慣れ親しみ、高校を卒業するころにはプロレベルになっていたそう。
大学生のとき、初めて納棺師として一人で仕事を全うし、遺族が泣きながら握手を求めてくれたとき、「この仕事をやっていきたい」と感じたのだそうですよ。
どんな仕事?
納棺師の仕事はけっこう幅が広いみたいです。
お葬式の前に遺体にメイクをしたりして見栄えを整えることから、ドライアイスで腐敗を抑えること、宗教に応じて衣装を着替えさせることなども含まれます。
わたしも、一番最近身内が亡くなったときには当然のごとくそういうのやってもらいました。
でも、あれは納棺師というような特別な職業の人ではなくて、葬儀会社の社員の人だったと思います。
しかも、故人の希望で葬儀を挙げなかったもので、全体的にあっさりしていました。
メイクは道具を貸してもらって親族でやってあげたりしました。
故人の希望でもあったので、そういう送り方であったことに全く不満は感じていませんが、より心と技術を尽くして丁寧にやってもらったらどうだったろう。
木村光希さんが考える納棺師がどのように亡き人を送るのか、気になります。
次回は #納棺師。映画「おくりびと」では父と共に技術指導を行い、今、葬送の世界に新たな風を吹かせる #木村光希 さん(30)に密着。 死と向き合い、今を生きる人にささやかな光を届ける #おくりびと の記録。
28(火)よる10時半~#NHK #プロフェッショナル pic.twitter.com/Xhn9TNPnBg
— プロフェッショナル仕事の流儀 (@nhk_proff) 2019年5月26日
木村光希さんの納棺師の料金・評判は?
木村光希さんは全国から納棺師の依頼が届くのだとか。
かなり評判がいいのですね。
木村光希さんが代表を務める葬儀社、その名も「おくりびと®のお葬式」の葬儀の料金プランが葬儀会社の情報サイトで提示されていましたよ。
一例ですが、一般葬(通夜式、告別式、火葬、参加者目安:50~100名)で料金:50万9000円プランからとなっています。
映画「おくりびと」技術指導スタッフにより構成された納棺士が葬儀をプロデュース。ご臨終からご出棺まで、故人様を中心としたご葬儀をご提案させて頂きます。
木村光希さんを指名できるかどうかは、「おくりびとのお葬式」に問い合わせてみるといいかもしれません。
2019年5月28日放送『プロフェッショナル仕事の流儀』を観て
2019年5月28日放送のNHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』では、木村光希さんが納棺を担当した何人かの亡くなられた方とそのご家族の様子が移されていました。
ご遺体との会話
わたしが印象に残ったのは、火葬場に空きがなく、3日間自宅でご遺体を安置する必要があった男性のケースでした。
息子さんからの依頼で納棺にあたります。
木村光希さんは3日間毎日ご自宅に通って、ご遺体にお化粧したり処置をしたりします。
その中で、木村光希さんは亡くなっている体でも、「心はここにある」という、これまでにない感情を抱き始めます。
そして、男性と会話をするようになりました。
「今晩、息子さんとお酒を飲むんですか?」「また明日来ますね」「明日はいよいよお通夜だから、頑張りましょね」
などと声をかけたそう。
納棺を依頼した息子さんは「(木村光希さんは)すごく大切な父との時間をもたらしてくれた。父は遺体じゃなかった。生から繋がっているまま父はそこにいた」と語っておられました。
遺体を囲む人たちが、心からその人の事を考えている場合に「生から繋がっているままそこにいる」と感じることができるんじゃないかなと思うんですよね。
息子さん自身も、木村光希さんも、変な言い方ですが亡くなった男性ととても親密な時間を過ごせたのかなと感じます。
納棺師としての苦しい過去
納棺師だった木村光希さんのお父さんは「周りから偏見を受けるから」と子供たちに自分の仕事について語らなかったそう。
しかし、木村光希さんは11歳の時にひいおばあさんの葬儀でお父さんの仕事を初めて目にし、「自分も納棺師になりたい」と大学卒業後に納棺師を派遣する会社に就職します。
しかし、待っていたのは葬儀社の下請けで一日何件も流れ作業のように納棺する日々。
あるときは、自ら命を絶った男性の処置を限りある時間でこなさねばならず、泣きながら遺体にすがるご家族と向き合うことなく納棺してしまったことも。
そしてご自身もお父さんと同じように「他人の不幸を飯のたねにしている」などと人から言われ、納棺師の仕事に対する世間の偏見も感じます。
そのような経験を経て、就職した納棺師の会社を退職。
自分の思う納棺をするために、葬送に関するすべてを執り行える会社「おくりびとのお葬式」と立ち上げたのですね。
木村光希さんの納棺はどう特別なのか
現在の木村光希さんは、ご遺族と亡くなった人がゆっくりと時間を過ごせるようにされています。
通常、お布団に寝ている姿から納棺する様子は家族に見せないものですが、木村光希さんはあえてその時間も一緒に過ごすことにされています。
身体を拭いてあげたり、棺に入れるときは皆で体を支えたりして「しっかりと自分の手で送り出した」という感覚をもってほしいのだそう。
死と向き合う事で、生について考えることになり、残された人も前向きに生きていけると考えておられるのです。
他にも、独自の取り組みが明かされていました。
- ご遺族から亡くなった人のひととなりを聴いていき、お別れの時間をどう過ごすかを考える
- 棺に入れたいものが素材などの問題で棺に入れられないときは代わりのものを手作り
- お化粧をする際は、傷やシミなどその人が「生きた証」を隠し過ぎない
- お化粧道具は自身も開発に携わった専用のものを使い、数種類の色を混ぜて肌の色を作っていく
木村光希さんにとってプロフェッショナルとは
もっとこうしてあげたいとか、もっとできるとか、そういう思いを持ち続けることがプロなんじゃないかと思う。
と語っておられました。
映画『おくりびと』のイメージだと(観てませんが…)伝統的な儀式をおこなう仕事というイメージがありましたが、木村光希さんは亡くなった人や周囲の人達のために本当に一生懸命新しいアイデアを出していて驚きました。
木村光希さんの、「残された人がどう前を向いていくか」ということまで考えている姿勢はすごいです。
木村光希さんの妻が美人過ぎる…!
木村光希さんにはめちゃくちゃ美人な奥さんがおられます!
子供さんは女の子だそうです。
可愛いですね!
木村光希さん、あのアナウンサーに似てる!
似てると思うんですよ。
テレビ朝日アナウンサーの菅原 知弘さんに!!
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以上、わたしが調べた木村光希さんの情報いろいろでした!