こんにちは!
なおこです。
インドネシアで医療に携わってきた山田晴男さん、通称タケノコ先生いう医師がいます。
2020年2月2日の『世界ナゼそこに日本人』に、
インドネシア初の“ある事”を成し遂げて人々を救い、現地で大感謝されている69歳男性医師
として登場するそう。
ユーモアがあると評判の山田晴男医師がどんなお話をされるのか楽しみです!
今日は山田晴男医師のプロフィールや経歴、院長を務めているタケノコ診療所について調べてみましたよ。
Contents
山田晴男医師はどんな人?
カラワンで日本語医療を タケノコグループ 5カ所目の診療所開設 タケノコ診療所グループはこのほど、西ジャワ州カラワン県トゥルックジャンベにある私立マンダヤ病院1階に新たな診療所を開設した。ジャカルタ特別州、西ジャワ州などに続き5カ… https://t.co/i7Yk3kscMl pic.twitter.com/PqrFmtdgdX
— じゃかるた新聞 (@JakartaShimbun) May 17, 2017
プロフィール
名前:山田晴男(やまだ はるお)
年齢:69歳(2020年2月現在)
出生地:静岡県浜松市
1998年からインドネシア在住
学歴は?ひきこもりも経験!
山田晴男医師の学歴も気になります!
山田晴男医師は慶応大学文学部哲学科に進学するも、中退。
その後、引きこもりも経験。
フリーターとして生活していた時期もあるそう。
その後、信州大学医学部入学、卒業。
大学卒業後の経歴は?
山田晴男医師の大学卒業後、勤務した病院などがわかりましたよ。
大学卒業後、徳洲会名古屋病院に所属。
産婦人科を3年研修。
沖永良部島の徳洲会病院に勤務。
産婦人科とプライマリーケアにかかわる。
山形県庄内余目町の徳洲会病院で産婦人科の診療と眼科の研修を3年行う。
浜松市で老人保健施設の院長として3年勤務する。
インドネシアの日系健診センター医師として招聘される。
2004年地元のクリニックを借り、タケノコ診療所をオープンする。
インドネシアに渡った理由は?
山田晴男医師は2017年の対談記事で、インドネシアに渡ったときの思いをこのように語っておられました。
「インドネシアに夢を」と言うより、日本で早くも行き詰まっていたんだよね。
産婦人科だったし、どうすりゃいいんだ、これから、って。
楽しくなかった。
日本で10年ちょっとやっていて、あらゆる場所へ行って、幸せになれる場所を探した。
なかった。
医者だから食えるし、生活不安が理由じゃないわけ。
面白くないのは生きるに値しない、と思った。
引用元:https://plus62.co.id/archives/6959
ほかにも、
「どうかんがえても、ここ(インドネシア)の方が自由」
「ここに来なかったら、幸せになれた自信はまったくない。」
とも語っておられました。
山田晴男医師にとってインドネシアで仕事ができるのは、本当に幸せなことなのですね。
山田晴男医師のタケノコ診療所とは?
山田晴男医師が2004年にインドネシアでオープンしたタケノコ診療所は、日本人向けのクリニックなのです!
独自の取り組みやサービスをまとめてみましたよ。
メールやLINEで医療相談できる
タケノコ診療所は、なんと年中無休24時間体制で医療相談ができるそう。
しかも無料
以下のようなツールで日本語で相談できるというのですから、海外で不安なときにものすごくありがたい存在ですよね。
電話、電子メール、ファクス
無料通信アプリのLINE(ライン)
米メッセンジャーアプリ「ワッツアップ」
山田晴男医師によると
「健康状態に関する相談以外にも、普段服用している薬がインドネシアで手に入るかどうかや、日本語の通じる医療機関がどこにあるかなどといった基本的な相談にも応じるので、気軽に活用してほしい」
とのことでした。
引用元:https://www.nna.jp/news/show/1688067
タケノコ診療所の利益に全くつながらないようなことにまで相談に乗ってくれるという事ですよね。
優しすぎませんか…
タクシーや通訳同行のサービスも!
タケノコ診療所は医療相談以外のサービスも充実しています。
会員登録した相談者には、車が必要になった場合、タクシーを無料で手配してくれます(運賃は自己負担)。
救急搬送や通訳を同行させるサービスも有料で行っています。
緊急措置が必要な場合は、日本や第三国に搬送したり、国内の最適な医療機関や専門医の紹介も請け負ってくれます。
インドネシアに行く人は、タケノコ診療所の電話番号とか控えて行ったらお守り代わりになるかも…。
【タケノコ診療所】
電話番号:021(5785)3961
FAX:021(5785)3941
LINE/ワッツアップ:0878―8879―6060
電子メール:nihonggosoudan@gmail.com
2020年2月2日の『世界ナゼそこに?日本人』を観た内容&感想
番組を観て、山田晴男医師の活動をいろいろと知ることができました。
貧しく、物資が不足しているインドネシアの地元の学校に文房具などを寄付。
子供たちに「タケノコ先生!」と呼ばれて親しまれる山田晴男医師。
さらに山田晴男医師は診療所以外でも、インドネシアの医療に貢献しています。
2018年にインドネシアで大規模な津波がありましたよね。
山田晴男医師は被害の大きい村に車で片道7時間かけて出向き、臨時の診療所を開きます。
診察も、薬の処方も無料。
しかし、山田晴男医師は患者さんの体に触れることはしません。
患者さんとのやり取りで症状を確認し、同行した現地の医師に指示を出すだけ。
聴診器も持っていません。
それはなぜなのか…
実は、過去にアメリカ人医師による医療過誤で患者が亡くなった事件がありました。
そのため、インドネシア政府は外国人の医師による患者に触れるような診察行為を禁止したのです。
山田晴男医師もインドネシアの厚生省から通達を受けていたのでした。
自分が直接診療できない分、後輩医師の育成にも力を入れておられます。
これまでに50人以上の現地人医師を育てました。
凛良所の医師仲間には自費で昼食を用意するほど、スタッフを大切にしていました。
医師の国籍だけでで医療行為を制限するのは、インドネシアの人達にとってプラスになるとは思えないですけどね…。
インドネシアは日本の倍の人口があるにもかかわらず、救急病院が圧倒的に少ないのだそう。
それを知った山田晴男医師は、インドネシア初の24時間対応・地域密着型の診療所を開業。
日本に妻とふたりの息子さんを残してインドネシアで暮らしています。
病院に住み込み、番組取材の日の夕飯はカップラーメンでした…。
生活のほぼすべてを、現地の医療に捧げているという印象の山田晴男医師。
本当にすごいひとです。
お身体を大事にして、先生が思うような医療行為を続けて行かれますように。
以上、わたしが調べた山田晴男医師の情報いろいろでした!