こんにちは!
なおこです。
2019年7月1日の『世界ナゼそこに?日本人』に、アメリカで活躍するスーパードクターが登場します!
この番組にお医者さんの先生が出ると、いつも「世の中には素晴らしいひとがいるもんだ…」と感動します。
どの先生も困難な道をあえて選んで、困っている人を救う事に尽力されているという印象です。
→過去の放送で登場した医師の記事はこちら
2019年7月1日の『世界ナゼそこに?日本人』では、
「私は失敗しない」手術成功率驚異の99%!アメリカで3000人の命を救い“忍者”と称えられるスーパードクター
として山之内大(やまのうち だい)さんが登場します!
今日は山之内大さんの高校・大学などの経歴を調べてみました!
番組を観たら内容や感想を追記したいと思います!
Contents
山之内大さんってどんな人?
山之内大さんの経歴やひととなりを調べてみました!
プロフィール
名前:山之内 大(やまのうち だい)
年齢:45歳(2019年7月の番組放送時点)
職業:血管外科専門医
所属:ウィスコンシン大学付属病院
趣味:バイク、映画、旅行、子育て
生い立ちには父を亡くした苦労が
2歳の時に父親を亡くした山之内大さん。
遺されたお母さんは30歳から看護師の資格を取り、女手ひとつで山之内大さんとお兄さんを育ててくれたのだそう。
お母さんの姿を見て「母のような多くの人を助ける医者になりたい」と考えるようになったといいます。
医学部に入って卒業するにはかなりの費用が必要になりますが、それほど経済的に余裕のなかった山之内大さんの家庭。
山之内大さんは入学金と授業料を作るため、深夜のガソリンスタンドでアルバイトを始めます。
医学部に入るには費用だけでなく、もちろん高い学力が必要とされるため、お客が来ない空いた時間を勉強に充てたのだそう。
その甲斐あって、20歳で大学の医学部に入学することができました。
大学はどこ?
そのようにして働きながら猛勉強し、20歳の時に入学することができたのが群馬大学医学部。
2000年に卒業されています。
学生時代はハンドボール部に在籍し、卒業後は大学のOBたちによるクラブチームでプレーもされていたそう。
スポーツがお好きなんですね!
大学卒業後の経歴は?
山之内大さんが群馬大学医学部を卒業されたあとの経歴をまとめてみました。
日本の血管外科の第一人者、古森公浩教授のもとで腕を磨く。
古森教授の勧めもあり、2007年、34歳の時に渡米。
コーネル大学血管外科リサーチフェローとして勤務
2009年10月よりウィスコンシン大学付属病院血管外科臨床フェローとして勤務
2010年7月よりウィスコンシン大学付属病院にて血管外科アシスタント・プロフェッサーに就任。
臨床業務に加え、大動脈瘤などの血管疾患の基礎研究を行っている。
引用元:日経メディカル
ウィスコンシン大学付属病院はウィスコンシン州マディソンの州立大学の付属病院です。
『世界ナゼそこに?日本人』によると、「アメリカでもトップクラスの病院」だそうですよ。
(「フェロー」は特別研究員、「アシスタント・プロフェッサー」は教授を意味します。)
美人な奥さんと子供たちも!
山之内大さんは結婚して、9歳の男の子と4歳の女の子がおられます。
美人な奥様の千勢(ちせ)さんとは、34歳の渡米のタイミングで結婚されたのだそうですよ。
千勢さんは名古屋大学医学部の古森教授の秘書だったのだそう。
2019年3月まで家族と同居していたものの、現在は子供さんたちを日本で学ばせるため、奥さんと子供さんだけを帰国させたのだそう。
今はアメリカに一人暮らしなんですねぇ。
番組ではテレビ電話でご家族と嬉しそうに話す山之内大さんの姿もありました。
娘さんに「パパ好きだから早く帰って来て~♡」と言われて山之内大さんデレデレでしたが、日本で家族みんなで暮らす日はやってくるんですかねぇ。
『世界ナゼそこに?日本人』の内容感想まとめ!
山之内大さんが出演した2019年7月1日の『世界ナゼそこに?日本人』の内容や感想をまとめてみました!
「忍者」と呼ばれる理由は?
まず、なぜ「忍者」と呼ばれているのか?
山之内大さんの同僚や上司である医師たちが、そのニックネームの由来をかたっていましたよ。
「目にもとまらぬ速さで、いつのまにか手術が終わっている」(外科部長さん)
「早いだけでなく、冷静沈着」(同僚医師さん)
というわけです!
さらに、看護師さんが(ミシン刺繍っぽいもので)わざわざ手裏剣のマークを付けてくれたという手術着着ておられました。
なんか、テレビ番組でいわれるこういうあだ名って、「ホントにそう呼ばれてるんかいな」と心の中で軽く流してしまうことも多々ありますが(空間活用の匠 とか…)
山之内大さんはその手術の技術の高さや、冷静沈着に治療に臨める精神力の高さから“忍者”と呼ばれているんですね!
実にアメリカで3000人以上の命を救い、その手術の成功率は99%を誇るのだそうですよ。
→『世界なぜそこに日本人』では過去にこちらの医師も、「医療先進国ドイツで手術成功率99%」と紹介されていました!
超高速な神ワザ手術!
番組では山之内大さんが執刀したいくつかの手術を紹介していました。
その中の一つが頸動脈(脳に血液を送る血管)に詰まってしまったプラークと呼ばれる汚れを取り除くという物(頸動脈内膜摘除術)。
患者さんは57歳の男性。
溜まったプラークで血管が細くなり、脳に流れる血液が不足し、「死」に直結する脳梗塞をいつ引き起こしてもおかしくない危険な状態になっているとのこと。
対象となる血管はなんと直径7ミリ!!
そんな小さい部分の不具合で、人間って命を落としかねないんですね…。
山之内大さん、刃先4ミリのはさみを使い、頸動脈を切り開きます。
そしてプラーク発見!
刃先が2ミリのカッターのようなものに持ち替え、頸動脈の内側のプラークを削ぐように取っていきます。
迷いなくサクサク取っていっているように見えます。
頸動脈にできた穴は、そのまま縫い合わせると血管が細くなり、病気が再発する可能性があるのだそう。
それを防ぐために牛の心膜でできたパッチ(布のようなもの)でふさぎます。
直径7ミリの頸動脈に、髪の毛よりも細い糸で縫い付ける作業。
針を先の細いピンセットのようなものでつまむようにして縫っています。
すごい技術!
さらにすごいのが、通常3時間はかかる手術を、山之内大さんはその半分の一時間半ほどで完了させたという事実!
前述した牛のパッチで血管をふさいだことにより、再発の可能性はほぼゼロに。
迅速に手術を終える事で合併症のリスクもさがるといいます。
患者さんにとって最良の方法をとってくれているんでしょうね。
手術の助手を務めていた方も、
と興奮気味に語っていました。
「手術は失敗しない」と宣言!?
山之内大さん、手術後に
「日本のドラマみたいに”失敗しないので”とは言えないんですが、でもたぶん失敗しないので」
と語っておられました。
以上、わたしが調べた山之内大さんの情報いろいろでした!