北川力(WOTA・社長)の経歴!東大生ベンチャーHOTARUとは?水の再利用シャワーが被災地でも活躍!

こんにちは!

なおこです。

 

「シャワーで使用した水を浄化して

9割再利用できる装置」

開発した会社があるのを

ご存知でしょうか?

水を消費せずに繰り返し

使うという発想がすごいですよね。

被災地などでも

既に役立っているようです。

 

今日はその会社、「WOTA(うぉーた)」

社長の北川力(きたがわ りき)さんについて

調べてみました!

  • 北川力さんの経歴
  • 東大生ベンチャー「HOTARU」とは?
  • 「WOTA」が開発した水の再利用シャワー、「レインボックス」がすごい理由

などについて書いています。

ぜひ、読んでみてください!

<もくじ>

  1. 北川力さんは東大出身で「WOTA」の社長!経歴は?
  2. 北川力さんが立ち上げた東大生ベンチャー「HOTARU」とは?
  3. 「WOTA」が開発した「レインボックス」を利用したシャワーブースがすごい!熊本地震被災地でも活躍!

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北川力さんは東大出身で「WOTA」の社長!経歴は?

北川力(きたがわ りき)さんが

「WOTA(うぉーた)」社長になるまでの経歴

どのようなものなのでしょうか?

出典元:https://wota.co.jp/team/

北川力さんは石川県出身。

 

学歴は

石川高専、筑波大学、東大大学院

となっています。

(「WOTA」のサイトで最終学歴は

東京大学大学院博士課程退学

と紹介されています)

 

北川力さんが水に興味を持ったのは、

2007年3月25日に

ご自身の地元である石川県で起きた

能登半島地震がきっかけだそう。

能登半島地震は

「地震空白域」と言われる

地域で発生したもので、

石川県の穴水町、輪島市、七尾市では

最大震度6強を観測しました。

 

被災地周辺ではライフラインが一時絶たれ、

北川力さんは

人間の生活にいかに水が欠かせないか痛感し、

それ以降、石川工業高専などで

水の研究にのめり込むように

なったといいます。

 

大きな地震があると、

何時間も断水が続いているという

報道を目にすることも多いですよね。

 

この記事を書いている前日にも、

北海道で震度6弱の地震が起きました。

一部の地域では断水が続いているそうです。

うちも非常用の水はストックしてますが、

本当に他人事ではないなと

感じます。

 

北川力さんは

実体験から水の研究の必要性を

感じたという事なんですね!

 

東京大学大学院に進学し、

水処理に力を入れる会社への

就職活動も検討した北川力さん。

ただ、関心があったのは企業が手がける

大規模な事業というよりも、

個人消費者向けの小さなビジネス

だったのだそう。

 

思うような事業を手がける企業は見つからず、

既に就職していた同級生の

奥寺昇平(おくでら しょうへい)さんらに声をかけて、

「WOTA」を立ち上げることになります。

出典元:https://wota.co.jp/team/

奥寺昇平さんの経歴
  • 千葉県出身
  • 開成高校卒業後、東工大・東大院にてコンピュータ科学を専攻
  • 日立に入社しSEとして勤務。
  • 北川力さんと「WOTA」を共同創業
  • 現在「WOTA」の取締役

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北川力さんが立ち上げた東大生ベンチャー「HOTARU」とは?

「WOTA(うぉーた)」

北川力さんのことを調べていると

「HOTARU(ほたる)」という言葉も目にします、

 

調べてみたところ、

「HOTARU」は北川力さんと奥寺昇平さんが

東京大学大学院生時代に

立ち上げた会社でした。

「WOTA」の前身という感じでしょうか。

 

2014年10月、現役の東京大学大学院生だった

北川力さんと奥寺昇平さんは

「Mistletoe(ミスルトウ)」という会社の

起業の資金や

製品やビジネスモデルの開発を

支援するシステムを利用して起業

 

「Mistletoe」の社長の孫泰蔵さんによると

支援する企業は選りすぐっているとの事。

北川力さんたちの

「HOTARU」はそのお眼鏡に叶った

ということなんですね。

 

今、世界では水の問題が深刻と言われてますよね。

中東や、アフリカ途上国の

水不足はもちろんのこと、

日本でも上下水管の修理・保全など

水のインフラにかかる費用が莫大で、

地域によっては

将来的に財政が行き詰る恐れがあるのだそう。

なんだか怖い話ですね。

水道管の老朽化で水が思うように

使えなくなる、なんてことも

あり得るんでしょうか。

 

そのような巨大なインフラに頼るのではなく

家ごとに水を再利用して使えるようにする

という発想に

孫泰蔵さんは将来性を感じたようですよ。

 

ちなみに、

最初に水循環システムの

プロトタイプの開発費用の見積もり

北川力さんたちに尋ねた孫泰蔵さん。

 

「僕らの人件費はタダとして…。

大学でボランティアを募って…。

あぁ、それでもやっぱり結構かかっちゃうな」

と電卓を叩く北川力さんたちに

「億単位の費用がかかるのかも・・」

とドキドキしていたら

「85万円くらいです」という答えが。

 

孫泰蔵さんは脱力して

「今すぐ部材買ってきてつくり始めろ!」

と号令をかけたのだそうですよ。

引用元:https://business.nikkei.com/atcl/opinion/16/041400010/051100003/?P=4

 

東大ベンチャーと聞くと何でもスマートに

こなしそうなイメージですが、

なんだか初々しくて可愛い

エピソードですよね。

 

ちなみに「HOTARU」は

2017年に「WOTA株式会社」に

商号変更されています。

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「WOTA」が開発した「レインボックス」を利用したシャワーブースがすごい!熊本地震被災地でも活躍!

2017年の日本経済新聞の

「WOTA」に関する記事では

開発した現行の

水浄化システムを「レインボックス」

して紹介していました。

 

この「レインボックス」は

独自のろ過フィルターを

開発しているわけではなく、

市販のフィルターとセンサーを

組み合わせているのだそう。

 

水をただきれいにするではなく、

自社開発のソフトウエアを活用して

水の量や状態の情報をセンサーで集めて

測定することができるそう。

すごいですねぇ…。

 

事業化の際にはフィルターの汚れ具合から

利用料金をはじき出す仕組みを

イメージしているのだそうですよ。

 

家庭用が実現したら

料金を支払って

フィルターの交換をしてもらうような

未来が訪れるのかもしれませんね。

 

「レインボックス」を利用した

シャワーブースも紹介されていました。

体を洗うのに使うシャワーの排水であれば、

せっけんやシャンプーなどの

汚れを分離して9割以上を再利用できる

引用元:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO30054880R00C18A5000000/

といいます。

すごい!

電気で稼働して、

上下水道につながっていなくても

100リットルの水があれば

約50回シャワーを浴びられるのだそう。

 

このシャワーブースは

2016年の熊本地震の際に

被災地で活躍してました。

被災した人たちには

「プライベートな空間で浴びるシャワーと

公衆浴場では、疲れの取れ方が全く違う」

と喜ばれたといいます。

 

わたしもこの報道観たんですよ。

シャワーを浴びた人の表情を

観ていると、

さっぱりした気持ちが

伝わってくるようでした。

仕事も食事もお風呂も、何もかも、

通常の生活ができないって、

本当に辛いことだと思うので、

普通に一人でシャワーが浴びられるって

すごい嬉しいと思うんですよ。

とても意義のある活動だと

感じたですよ。

 

現在は1台数十万円かかる

説明されていましたが、

実用化するには量産でコストを下げて

行ければと考えておられるそう。

大きな事業ももちろん社会には必要でしょうが、

北川力さんは

いつか私のような庶民の生活も

革新的に変えるかもしれないものを作っている

というところが素敵ですよね!

がんばっていってほしいですね!

 

以上、わたしが調べた

北川力さんと「WOTA」の

情報いろいろでした!

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