竹村洋典(東京医科歯科大学)は総合診療の名医!経歴や著書は?【たけしの家庭の医学】

こんにちは!

なおこです。

 

原因不明の辛い体の症状があって、しかも病院を受診しても原因がわからなかったりすると困ったことになりますよね。

わたしも線維筋痛症という病気なのですが、6年くらい前に症状が始まり、病名がわかるまでいくつかのクリニックを渡り歩きました。

「体のいろんな場所が痛い」「痛い場所が変わる」と症状を説明したとき、お医者さんに「そんな病気は聞いたことないけどなぁ」と言われたときは本当に辛かったです。

 

東京医科歯科大学の総合診療医学分野教授竹村洋典先生は、診断がつかない病に悩まされてきた患者さんたちを1万人以上救ってきた総合診療の名医だと言います。

並みはずれた医療の知識をお持ちなんでしょね!

今日は竹村洋典先生経歴や、著書などを調べてみました!

※この記事は、竹村洋典先生が出演した2019年7月16日の「たけしの家庭の医学」の内容や感想も追記しています!

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竹村洋典先生の経歴は?

竹村洋典(たけむら ようすけ)先生の経歴は以下のように紹介されています。

昭和57年に防衛医科大に入学。

昭和63年に防衛医科大病院等で総合臨床医学研修を開始

平成3年に米国テネシー大にて家庭医療レジデントとなり、3年後、米国家庭医療専門医および家庭医療フェロー取得。

帰国後、さまざまな施設で総合診療のチャレンジを行い、平成10年 から防衛医大病院総合臨床部・助手。

平成13年から三重大医学部附属病院総合診療科・准教授

平成21年から同病院教授、 平成22年から三重大学大学院医学系研究科臨床医学系講座家庭医療学分野 医学部附属病院総合診療科・教授。

平成28年には、三重県総合診療地域医療学講座教授(併任)

三重大学医学部教務委員長。

 

平成31年現在、東京医科歯科大学 総合診療医学分野教授

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東京医科歯科大学の総合診療科って?

東京医科歯科大学では平成30年に「総合診療科」が設立されたのだそう。

竹村洋典先生がいつから東京医科歯科大学に勤務されているのかはわかりませんが、科の設立に携わったのかもしれませんね。

東京医科歯科大学のサイトでは「総合診療科」について以下のように説明されています。

診断がつかない、または多くの疾患がある、多臓器に係るような疾患に罹っていらっしゃる患者さん
で、専門診療よりも当科がふさわしいと考えられる場合に、年齢や性別、臓器を問わず、診させていた
だいております。

高度で特殊な医療や治療は行えませんが、特に高齢者がかかりやすい疾患の診療や漢方による治療も行います。

年齢性別、臓器を問わず診てくれるというのが心強いですよね。

 

※東京医科歯科大学 総合診療科のホームページはこちら

http://www.tmd.ac.jp/medhospital/medical/department/sougou.html

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竹村洋典先生の著書は?

竹村洋典先生は医療に関するいくつかの著書を出しておられます。

出典元:BOOK WALKER

こちらは患者になりうる一般の読者向けの本のようですね。

 

その他には、医療従事者向けと思われる専門書を書いておられるようです。

出典元:Amazon

 

※竹村洋典先生と同じように「総合診療」の分野で活躍されている医師の記事はこちら。

この方も、医療従事者向けの本を出しておられましたよ。それだけ知識が深いという事なのでしょうね!

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「たけしの家庭の医学」の内容&感想!

番組を観て竹村洋典先生のすごさがわかりました。

ざっくりまとめてみたいと思います!

 

実際の症例は69歳の男性、吉田さんのケース。

【症状や経緯】

①2018年2月、最初の異変。立ち上がろうとしたときに右腰に痛み。

②同じような痛みが立ち上がろうとするたびに起きるように。まだ我慢できる程度。

③整形外科を受診。レントゲンを撮って加齢が原因の「変形性腰椎症」と診断。痛み止めを処方される。

④2018年5月、落とした布巾を拾おうとしたときにキリで刺されるような激し痛み。

⑤夜寝ているときに突然激しい痛み。別の整形外科を受診。腰の腫瘍の検査をするも異常なし。

⑥痛みとともに大量の汗も噴き出す。

⑦食欲減退

⑧目の先にあるリモコンを取るのもおっくうなほどのひどい倦怠感。

何度受診しても痛み止めを処方されるだけの状況に、「この痛みは一生治らないのかも」と思ったという吉田さん。

痛みで十分な睡眠もとれなかったそうです。辛かったでしょうね。

 

そして2018年8月、ひょんなことから娘さんの友人の紹介で竹村洋典先生に見てもらえることになりました。

【竹村洋典先生の診察】

①触診で、腰の骨や神経に異常はないと確認。

②前の病院での検査結果を見て、改めて腫瘍や感染症の可能性もないと確認。

③問診中の吉田さんの汗を見て検温すると、37.5℃あるとわかる。

④吉田さんに便秘では?と質問→実は吉田さんは便秘だった。

⑤大腸の状態を撮影。

⑥血液検査で体内の炎症を表す数値が高いことを確認。

以上のようなことを経て、吉田さんは実は「大腸憩室炎」という大腸の病気だとわかったのです!

 

丁寧な触診や問診と、「患者を観察する目」で汗と発熱に気付き、本当の病気を導き出した竹村洋典先生。かっこいい…!

 

大腸憩室炎は、なんらかの理由で腸の壁の一部が膨らみ、便などが詰まって炎症が起きる病気。

放っておくと大腸に穴が開き命に関わることもあるのだそう。

通常、腹痛が代表的な症状ですが、腸腰筋の上を通る大腸で発生したため、大腸で起きているはずの痛みを腰の痛みとして感じていたのです。

いくら腰を調べても異常が見つからないのは当然だったという訳ですね。

 

吉田さんは竹村洋典先生のことを「恩人」とおっしゃってました。

本当によかったですね。

 

整形外科の先生ではこのことに気付けないのはしょうがない事なんでしょうかね。

どの病院にも竹村洋典先生のような医師のいる総合診療科があるといいのに…

 

以上、わたしが調べた竹村洋典先生の情報いろいろでした!

2 COMMENTS

藤 タツ

たけしの家庭のを見ました。腰痛に悩んでいます。竹村先生の診察を受ける方法を教えてください。

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mamaka

コメントありがとうございます!
腰痛、辛いですね。
こちらに竹村洋典先生が勤務する総合診療科の電話番号などが書いてありました。
http://www.tmd.ac.jp/medhospital/medical/department/img/sougou/about.pdf
直接問い合わせてみてはいかがでしょうか?
紹介状とか予約とか必要かもしれないし、竹村先生の指名ができるのかもわからないですが…。
お大事になさってください。

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