鳥井一平(移住連・外国人労働者支援)の経歴&プロフィール!NHKプロフェッショナルで何を語る?

こんにちは!

なおこです。

 

「外国人労働者支援の第一人者」と言われる鳥井一平(とりい いっぺい)さんという方がおられます。

日本で働く外国の人は今年(2019年)の改正入管法の施行で今後もますます増えて行く見込み。

日本は人口減少で働き手が足りず、外国から働きに来てくれる人たち絶対絶対必要!というわけなんですね。

にもかかわらず、彼らがどんな劣悪な労働環境でも逃げ出すことができないのをいいことに、雇用側や同僚が賃金の未払いパワハラ暴力などを働くことが多いというのです。

 

今日は鳥井一平さん経歴&プロフィール生い立ち、理事を務める「移住連」について調べてみました!

※「プロフェッショナル」を観て、内容のまとめと感想も記事にしてます。よかったら読んでみてください!

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鳥井一平さんってどんな人?

プロフィール経歴鳥井一平さんの人となりがわかりそうな生い立ちなどの情報をまとめてみましたよ。

プロフィール

名前:鳥井 一平(とりい いっぺい)

年齢:66歳(2019年現在)

出生地:大阪阿倍野区

職業:「移住連」代表理事

幼いころから「移住者」と身近だった生い立ち

鳥井一平さんは過去のインタビューで、「生まれたときから移住者と関わっていた」と語っておられます。

 

大阪の阿倍野区で生まれ、豊中市で長く暮らした鳥井一平さん。

お父上が住民票はあったものの本籍を持たず、そういう部分にあまりこだわらない大らかな方だったようです。

 

それもあってか、生まれた時から周りには中国人朝鮮人が多かったといいます。

中国の食事や遊びに触れる機会が多く、一歳の誕生日には、中国式でお祝いしてもらったのだとか。

巻物に華僑の人たちみんな名前を全部書き、「この子をみんなで守っていきましょう」という儀式のようなものだそうですよ。

テレビやネットから入ってくる情報で外国の人に対して一定のイメージを持ってしまうことってあると思うんですが、鳥井一平さんは先入観のない子供の頃から「親しい人たち」として外国の人と接していたんだなぁと感じます。

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学生時代は?

「学生時代から社会問題に興味があった」そうで、理由として少年時代を過ごした豊中市は当時から人権教育、平和教育にすごく熱心だったことがあるそう。

民主主義のルールも学校でしっかりと教えられたと言います。

 

鳥井一平さんが印象的だったエピソードとして語られたのが、学生たちが起こしたストライキ

高校時代に一部の学生が能力別クラスへの反対を目的にストライキを起こし、学校側も授業を休止してクラス討論会を開いたのだそう。

その結果、なんと能力別クラスが廃止されたのだそうですよ。

「目的のために声をあげ、話し合うことで体制を変えることができた」という経験がその後の人生に大きく影響したのかもしれませんね。

 

進んだ大学は二部で、昼間は働いていたそう。

大学時代も、部落差別朝鮮人・韓国人に対する差別公害問題差別問題環境問題などに取り組んでいたそうですよ。

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大学卒業後の経歴は?

大学卒業直後の進路などは残念ながらわかりませんでしたが、外国人労働者の問題に取り組み始めた時期やきっかけがわかりましたよ。

 

1991年、鳥井一平さんが38歳くらいの時。

当時、東京労働安全衛生センターという労災や職場の安全・衛生のための活動をするNPOの発足にも携わっていて、外国人労働者からの相談も多く受けていたそう。

その中で、ある依頼人の労災手続きのために千葉県野田市の病院を訪れたところ、ロビーは包帯を巻いた外国人でいっぱい

「大変なことが起きている」と感じたといいます。

 

そう、勤務中の怪我にもかかわらず、外国の人に対しては労災の手続きをしていない会社がたくさんあるということが判明したのです。

それをきっかけに外国の人達からの相談が激増したのだそうですよ。

引用元:https://tokyoforum2019-student.hatenadiary.jp/entry/2019/04/26/231801

それから現在まで、外国から働きに来ている人のために奔走し続けているのですね。

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移住連とは?

移住連の正式名称は「特定非営利活動法人移住者と連帯する全国ネットワーク」

鳥井一平さんが代表理事を務める団体ですね。

「特定非営利活動法人 移住者と連帯するネットワーク(移住連)」は、日本に暮らす移民・移民ルーツをもつ人びとの権利と尊厳が保障される法制度の確立を目指して、全国レベルのアドボカシー活動を中心に活動しています。草の根で活動する団体や個人がつながり、移民や移民ルーツをもつ人びとのニーズや課題を集め、法制度改革や社会認識の変革につなげることが目的です。また、海外のNGOとも連携し、国境を超えた視点での移民の権利向上にも努めています。これらにより、誰もが安心して自分らしく生きられると同時に、多様性を豊かさと捉える社会を目指しています。

移住連サイト

 

※外国から働きに来ている方たちが置かれている過酷な状況については以前「NHKスペシャル」に出演したこの方の記事を書く時にも少し知ることができました。よかったら読んでみてください。

 

以上、わたしが調べた鳥井一平さんの情報いろいろでした!

2 COMMENTS

たま

こんなにも劣悪な労働を強いられてることを知らなかった。いつの時代の話かと思えば今の日本での話だ。

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mamaka

コメントありがとうございます!
本当に、信じられないような現実ですよね。

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